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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100534G

有価証券報告書抜粋 三櫻工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当期の当社グループを取り巻く経済環境は、国内においては、消費増税や急激な円安による物価上昇等により不安定な要素は残るものの、政府の経済政策効果や原油安の影響等により緩やかな回復傾向が続いております。海外においては、米国では景気回復が続いております。欧州においてもユーロ圏を中心に景気の持ち直しの動きが続いておりますが、ロシアではウクライナ問題等の影響を受け景気への不透明感が強まっております。中国では、景気の減速感が広がっており、アジアにおいては、インドで持ち直しの動きが見られますが、アセアン地域では足踏み状態となっております。
自動車業界におきましては、世界の自動車生産の状況は、欧州及び米州を中心に需要の拡大により全体としても増加傾向が続きました。その一方で、日本においては、前期後半の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減等が影響し、生産台数は前年を下回りました。
このような環境のなか、当社グループの主力製品である自動車・輸送用機器用配管製品ならびに自動車用樹脂製品は、海外における自動車生産の増加傾向が堅調に推移したことにより、前期と比べて生産が増加いたしました。
当期の経営成績は、昨年末に子会社化したガイガー オートモーティブ GmbHを第1四半期から連結対象としたことに加えて、北南米及び中国の業績回復等により、売上高は1,306億27百万円(前年同期比24.7%増)となりました。また、利益につきましては、増収の影響により、営業利益は58億40百万円(前年同期比26.6%増)、経常利益は51億23百万円(前年同期比7.3%増)となりましたが、当期純利益は15億77百万円(前年同期比27.9%減)となりました。
製品別では、樹脂製品(クイックコネクター、樹脂チューブ製品等)は、ガイガー オートモーティブ GmbHを連結対象としたことにより、前期と比べて売上げが大幅に増加しました。また、車輌配管製品(ブレーキ・燃料配管用等)、エンジンシステム向けのブレージング製品(燃料噴射用、冷却水循環用、オイル冷却用等)も前期と比べて売上げが増加いたしましたが、車輌安全製品(シートベルト用)につきましては、前期と比べて売上げが減少いたしました。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
国内自動車販売台数の減少等により、売上高は381億93百万円(前年同期比7.5%減)となりました。営業利益は主に売上の減少等により、21億71百万円(前年同期比35.6%減)となりました。
② 北南米
自動車需要の回復に伴う新規受注製品の増加及び為替換算による影響等により、売上高は418億61百万円(前年同期比21.4%増)となりました。また、営業利益は売上の増加及び原価改善効果等により、18億62百万円(前年同期比163.8%増)となりました。
③ 欧州
昨年末に子会社化したガイガー オートモーティブ GmbHを第1四半期から連結対象とした影響等により、売上高は244億46百万円(前年同期比302.1%増)、営業利益は6億6百万円(前年同期比157.3%増)と大幅な増収増益となりました。
④ 中国
新工場の本格稼働が売上、利益の増加に寄与したこと等により、売上高は103億45百万円(前年同期比15.1%増)、営業利益は75百万円(前年同期は3億81百万円の営業損失)となりました。
⑤ アジア
インド及びインドネシアにおける新規受注製品の立ち上げ等により、売上高は157億81百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は14億26百万円(前年同期比23.2%増)と増収増益となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動により101億11百万円増加、投資活動により87億99百万円減少、財務活動により19億84百万円増加などの結果、当連結会計年度末には115億28百万円(前連結会計年度末比33億51百万円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が49億9百万円(前期は45億46百万円)、減価償却費が58億9百万円(前期は48億20百万円)、退職給付に係る負債の増加による資金増が11億51百万円(前期は10億36百万円の資金増)、売上債権の増加による資金減が14億44百万円(前期は11億84百万円の資金減)、仕入債務の増加による資金増が13億75百万円(前期は8億28百万円の資金増)などにより、前期と比較して、36億25百万円増加して、101億11百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用されたキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出80億38百万円(前期は75億69百万円の支出)、投資有価証券の取得による支出8億78百万円(前期は13百万円の支出)などにより、前年同期と比較して、31億79百万円減少して、87億99百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られたキャッシュ・フローは、借入金の増加による収入29億40百万円(前期は63億14百万円の収入)、配当金の支払による支出8億37百万円(前期は7億64百万円の支出)などにより、前年同期と比較して、34億93百万円減少して、19億84百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01753] S100534G)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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