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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052RF

有価証券報告書抜粋 日本信号株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当期(2014年4月1日~2015年3月31日)におけるわが国経済は、政府の経済政策及び日本銀行の金融緩和政策を背景に円安・株高が続き、また企業業績の改善を受けて設備投資が緩やかな増加基調にあるなど、経済の好循環への兆しが見られました。個人消費につきましても、消費税率引上げによる個人消費の落ち込みもありましたが、雇用・所得環境の改善を背景に、全体としては底堅く推移しております。
世界経済に目を向けると、原油価格の大幅な下落の影響が懸念されましたが、アメリカなどの先進国を中心に回復基調にあります。
このような内外の環境の下、中期経営計画(2012年度~2014年度)の最終年にあたる当期は、事業成長スピードを加速させるべく「ものづくり改革」と「新事業領域への挑戦」に取り組んでまいりました。
これらの活動の結果、当期の経営成績といたしましては、受注高は99,713百万円(前期比5.7%減)、売上高は100,416百万円(前期比7.7%増)となり、売上高は過去最高を達成いたしました。損益面につきましても、営業利益が8,377百万円(前期比41.0%増)、経常利益が9,096百万円(前期比35.8%増)、当期純利益は5,413百万円(前期比47.6%増)となり、過去最高益を達成いたしました。

事業別の状況につきましては、以下のとおりであります。
〔交通運輸インフラ事業〕
「鉄道信号」では、国内においては、一部私鉄向けに新信号システム(ATS等)を納入したほか、新幹線や在来線向けに各種信号保安装置の受注・売上がありました。海外においては、無線式信号保安システム“SPARCS” により、昨年12月、ブラジルのサンパウロ地下鉄6号線案件を受注いたしました。
「交通情報システム」では、省電力に優れたLED式交通信号灯器等の受注・売上のほか、停電時に備えた非常用電源装置の受注・売上が業績に大きく貢献いたしました。
その結果、交通運輸インフラ事業の受注高は54,145百万円(前期比10.7%減)となりましたが、売上高は54,274百万円(前期比8.1%増)、営業利益は6,191百万円(前期比16.9%減)となりました。

〔ICTソリューション事業〕
「駅務自動化装置を中心とするAFC」では、各鉄道事業者で活発な自動改札機・自動券売機等の更新がありました。また、北海道新幹線向けホームゲートを受注するなど、駅ホーム内の安全を維持する製品の販売活動に注力してまいりました。海外においては、ベトナムホーチミン都市鉄道1号線向けに自動改札機、自動券売機等の製品設計を行っております。
「駐車場システムを中心とする制御機器」では、駐車場運営事業者による設備投資需要を受け、設置場所を選ばないフラップユニットA-FLT等をはじめとした製品の受注・売上が引き続き堅調に推移いたしました。
その結果、ICTソリューション事業の受注高は45,568百万円(前期比1.0%増)、売上高は46,142百万円(前期比7.3%増)となり、営業利益は前期に計上した新製品開発費用等の一過性の要因が解消されたため5,121百万円(前期比335.2%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動による収入14,917百万円、投資活動による支出2,774百万円、財務活動による支出6,502百万円となり、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前期比5,926百万円(53.6%)増加し、16,984百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、前受金の減少があったものの、主に税金等調整前当期純利益9,111百万円の計上と、たな卸資産の減少4,460百万円等により、14,917百万円の資金の増加となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産、無形固定資産の取得による支出により、2,774百万円の資金の減少となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、短期借入金の返済や配当金の支払等により6,502百万円の資金の減少となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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