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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054XX

有価証券報告書抜粋 能美防災株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、社会の安全に貢献することを基本理念として、火災事象の基礎研究をベースとした火災の早期検知・消火方法の確立に努めており、これらをもとに新しい防災システムの構築及び機器の開発を行っております。
現在、研究開発は当社の技術部を推進母体として研究開発センター、工場の設計部門等により推進されております。研究開発スタッフはグループ全体で97名であり、これは総従業員の約4%にあたります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は1,775百万円であります。
当連結会計年度におけるセグメントの研究の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。

(1) 火災報知設備

一般ビル市場では、各種用途の建物や大型物件のリニューアルに柔軟に対応するとともに、ユーザーのニーズに応えた新たな自動火災報知システムの開発に取り組んでおります。また、海外市場向けに顧客への利便性を向上させた新型受信機を開発し、中国や東南アジア等、海外の市場へ積極的な展開をおこなってゆきます。さらに、鉄道トンネルや小規模通信インフラ施設向けに付加価値の高い防災設備の新たな開発に取り組んでおります。
① 新たにリング型表示灯付発信機を開発いたしました。この商品は、2014年の経済産業省グッドデザイン金賞を受賞いたしました。
② P型システムでは、新たに連動操作盤(多回線型)及びガス漏れ受信機(G型)を開発いたしました。
③ 確認灯2灯式の小型P-AT・R型感知器を開発いたしました。
④ 進PⅢに接続可能な新型炎感知器を開発いたしました。
⑤ 住宅用火災警報器の交換需要に対応するために、新型住宅用火災警報器を開発いたしました。
⑥ 警備会社向けに故障警報機能付の感知器(24Vタイプ)を開発いたしました。
⑦ 東南アジア等のUL市場向けに英語表示の新型P型1級と台湾市場向けに中国表示の進P受信機を新たに開発いたしました。
⑧ 中国市場向けに、新たに光電式分離型感知器を開発いたしました。
⑨ 鉄道トンネル用の火災検知装置を新たに開発いたしました。
⑩ 新たに小規模施設用の小型火災予兆検知システム(PROTECVIEW LT)を開発いたしました。

当連結会計年度に係る研究開発費は1,493百万円であります。

(2) 消火設備

消火設備は、各市場に対して当社独自の技術を結集した差別化商品の開発を推進しております。
道路トンネル向けに屋外降温システムを応用したトンネルミスト設備の開発に取り組んでおります。
また、近年拡大している小規模施設における消火設備のニーズに応える開発を推進しております。
① トンネル内の温度上昇抑制対策として、トンネルミスト設備を開発いたしました。
② 小規模の福祉施設や病院等に最適な消火設備を開発しております。

当連結会計年度に係る研究開発費は282百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01803] S10054XX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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