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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005129

有価証券報告書抜粋 株式会社エヌエフホールディングス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度(2014年4月1日~2015年3月31 日)における世界経済は、一部に弱さを抱えながらも全体としては緩やかな回復基調を辿りました。
他方、わが国経済は、総じて企業の景況感や設備投資の回復基調は継続しているものの、急激な円安進行や消費税増税後の消費回復の遅れなどから、全体の回復ペースはなお緩やかなものにとどまりましたが、当社の属する計測器業界においては総じて堅調に推移しました。
このような経営環境下、当社グループにおきましては、既存4事業領域各々の責任体制の明確化を図り、開発・生産・販売の連携をさらに強化するなど、各々の事業成長を目指し新製品開発および拡販に鋭意取り組みました。
開発、生産面におきましては、既存の事業を中核事業としてベースとしつつも、技術面での一層の差別化と商品の競争力強化を図ると共に、環境エネルギー関連を中心とした新規事業拡大、更なるコスト低減活動等の推進を、より効果的、効率的に展開しようと鋭意取り組みました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は8,309百万円(前年同期比13.1%増)、損益面では経常利益1,060百万円(前年同期比13.5%増)、当期純利益634百万円(前年同期比28.7%減)となりました。

(2) 営業の分野別状況
当連結会計年度における、分野別事業の概況は次のとおりであります。

《電子計測器分野》
電子計測器分野では、マルチファンクションジェネレータWF1967/WF1968を上市するなど、継続的な新製品の開発と拡販に努め、当期においては、強み製品であるファンクションジェネレータおよび周波数特性分析器への需要が回復し堅調に推移しました。
以上の結果、電子計測器分野の売上高は1,120百万円(前年同期比1.2%増)となりました。

《電源機器分野》
電源機器分野では、直流電子負荷DL3000シリーズ、低雑音直流電源LPシリーズ、プログラマブル交流電源 DP-Rシリーズ、およびプログラマブル交流電源EC750SAシリーズを上市するなど、新製品の開発と拡販に努め、当期においては、主力交流電源を中心に保護リレー試験器が堅調で、さらに環境・エネルギー関連の蓄電システムも寄与し総じて堅調に推移しました。
以上の結果、電源機器分野の売上高は2,957百万円(前年同期比2.9%増)となりました。

《電子部品分野》
電子部品分野は、当社が得意としているアナログ技術をベースにして開発したカスタム製品が主ですが、国産ロケットや「はやぶさ」などで培った技術をさらに応用した高信頼性モジュールを中心に航空宇宙関連市場等が好調に推移しました。
以上の結果、電子部品分野の売上高は937百万円(前年同期比10.2%増)となりました。


《カスタム応用機器分野》
カスタム応用機器分野では、当社の強みである計測技術と電力制御技術を駆使した各種電源装置から各種システムに亘る環境・エネルギーソリューションを積極的に展開しており、当期においては、系統模擬用の電力増幅器などが好調に推移し、また表面処理用を中心とした各種カスタム電源装置も寄与し、総じて好調に推移しました。
以上の結果、カスタム応用機器分野の売上高は2,834百万円(前年同期比26.1%増)となりました。

《その他分野》
この分野は、修理・校正および仕入商品の売上が主なものです。
その他分野の売上高は459百万円(前年同期比69.7%増)となりました。

(3) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下資金という)は前連結会計年度末に比べ777百万円増加し、1,387百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは855百万円の増加となりました。
これは主に、売上債権の増加437百万円、法人税等の支払438万円により減少したものの、税金等調整前当期純利益1,051百万円、仕入債務の増加339百万円、減価償却費226百万円、未払消費税等95百万円により増加したことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは35百万円の減少となりました。
これは主に、定期預金の預入払戻による収入(純額)400百万円、固定資産の取得による支出401百万円によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは42百万円の減少となりました。
これは主に、長期借入金300百万円、自己株式の処分293百万円により増加したものの、社債の償還440百万円、長期借入金の返済221百万円、配当金の支払98百万円により減少したことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01847] S1005129)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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