シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10054MO

有価証券報告書抜粋 アズビル株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

「人を中心としたオートメーション」の理念に基づく顧客価値、「安全・安心」、「品質・生産性・快適性」、
「環境・省エネルギー」を具体的に実現した次世代商品を迅速に顧客に提供するための新商品開発と技術開発に取組んでおります。このために中長期にわたり継続的に技術的強みを持つ次世代商品開発を可能とする5つの戦略技術領域を定め、それに基づく商品と技術の開発を行っております。具体的には、以下の主なものがあります。
・人間・機械融合システム技術
ファクトリーオートメーション領域及びライフサイエンス領域における人の視覚認識機能や接着不良等の検査判定機能、クリーンな空間での搬送作業を自動化した知能化生産システム開発
・自在計測制御技術
加工組立産業に新たな価値をもたらすセンシング技術開発や、従来課題であったリアルタイム計測を実現するセンサ開発
・わかる化プロセス情報技術
工場の生産品質と生産性を改善する製造実行管理システム開発や、複数施設や海外施設のリモートメンテナンスシステム開発
・環境調和計測制御技術
オリンピック開催に伴う施設建設を見据えた計測計量・省エネルギー・安全システム開発
・快適空間計測制御技術
快適と省エネルギーを両立する空調制御技術開発
特に2016年3月期(2015年度)は、熱画像品質検査システム、精密組立力制御アクチュエータ、ライフサイエンス領域自動搬送装置、超小型高耐圧圧力センサ、蒸気エネルギー計測技術、スマートガスメータ、簡易構築製造実行管理システム、装置間連携計装ネットワークモジュール強化機能、スマート省エネルギー制御システム、遠隔多拠点ビル管理システム等の開発を推進してまいります。
グローバル展開と商品力強化のために、海外に開発拠点を設置し、資本参加した海外パートナー企業を加えた、日本・米国・欧州の3極体制で技術・商品の共同開発を行っております。米国では、2014年2月にカリフォルニア州サンタクララ郡のシリコンバレーに設立した研究開発会社において、当社の目指す「自在計測制御技術」を実現する技術開発の推進を行っております。欧州では、アズビルテルスター有限会社等との協創により、省エネ型低騒音クリーンベンチ等、製薬市場向け生産ラインの商品力強化を行い、アジア地域における拡販等、グローバル展開を加速してまいります。さらに、国際標準、開発・設計の標準化、計測標準の3つの取組みにより開発する商品の機能・コスト・品質・信頼性・安全性の強化を図っております。
生産技術としては人間・機械融合システム技術による画像処理技術、組立加工技術、搬送技術を基盤とした新生産ラインを開発するとともに、海外の生産現地法人の生産技術力の強化により、生産基盤を強化いたします。

当連結会計年度の研究開発費の総額は101億2千3百万円(売上高比4.0%)となりました。

各セグメント別の研究開発費及び主な成果は、次のとおりであります。
セグメントの名称研究開発費
(百万円)
主な成果
ビルディングオートメーション事業4,884・遠隔制御サービス「Web-Infilex™(ウェブ・インフィレックス)」にエネルギー使用量を自動で制御する機能を追加
・クラウド型建物設備管理支援システム「Building-Support™(ビルディング・サポート)」に中長期保全計画の自動生成機能を追加
・研究施設向けにクリーンな空間を実現する室圧制御風量制御バルブ「Infilex™VN(インフィレックス ブイエヌ)」を開発
・大規模セキュリティシステムに災害発生時の安否確認支援機能を追加
・海外大規模複合施設向け統合型ビルディングマネジメントシステム「savic-netTM for Integrated Building Management System(savic–net for IBMS)」を開発
・ビルのエネルギー管理や設備管理を効率化するビル向けクラウドサービスシステムを開発
アドバンスオートメーション事業4,089・設置・配線方法や高圧ガス保安法に対応し応答速度と長期安定性を実現した高機能発信器「SuperAce+」を開発
・高機能フィルム・電子部品の品質向上に貢献する位置計測センサ「K1G(ケーワンジー)」シリーズを開発
・インテリジェント地震センサに設備早期復旧、遠隔監視、地震情報発信機能を搭載した「SES70」を開発
ライフオートメーション事業1,149・地震発生時におけるガバナ早期復旧のためにパイロットライン遠隔開閉を行う「AFV」用双方向遮断弁「BSV」を開発
・パルス発信水道メータ用無線検針子機「KWS2902KP」を開発
・HEMS対応型LPガス用のパルス発信器機能付きS型マイコンガスメータ「K-CubeⅡ」を開発
その他- -
合計10,123

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01879] S10054MO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。