有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10055QS
FDK株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、エネルギーの安全かつ効率的な利用を目指し、エネルギー・環境分野における電池、電子材料、電子部品、電源、モジュール製品および蓄電システムに関する研究開発を行なっております。
研究開発につきましては、当社の技術開発統括部が全社の研究開発活動を統括し、将来の市場環境と技術動向を見据えた新製品・新技術の開発を推し進めております。また、産官学や富士通グループの研究機関等との連携により先端技術の導入を効率的に推し進め、技術開発スピードの加速化を図っております。なお、ニッケル水素電池の研究開発は高崎工場にて実施しており、新製品・新技術の開発を推し進めております。
当社グループの研究開発部門の開発スタッフは88名であり、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は9億60百万円であります。
当連結会計年度における各事業区分別の研究開発の主要目的、研究開発成果および研究開発費は次のとおりであります。
(1) 電池事業
当社グループの電池の性能や品質向上を目的として、素材技術の開発、生産効率の向上および環境対策の研究開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、アルカリ乾電池では、2015年に海外で発売する新ブランド製品立上げ支援と国内市場向けの次期新製品開発のための要素技術研究に取り組みました。ニッケル水素電池では、乾電池互換形の市販用電池でこれまで弱点であった高温で放置した時の電圧低下を抑制する次世代の電池の開発に取り組みました。また、他の電池と差別化できる低温や高温の環境下でも使用できる工業用電池の開発を行なうとともに、要素技術として長寿命・高信頼な電池を実現する負極活物質の水素吸蔵合金の開発や材料開発を加速する分析解析技術の向上に取り組みました。リチウム電池では、車の盗難防止システムの電源として、耐久性を向上した電池を商品化しました。また、ワンタイムパスワードカード用薄形一次電池は、カード内のレイアウト変更に伴ない、実装面積を小さくする新サイズの電池の開発に取り組みました。
当事業に係わる研究開発費は5億81百万円であります。
(2) 電子事業
当社グループのキーテクノロジーであります素材技術、プロセス技術、CAE技術、回路技術、高密度実装技術を駆使して電子材料、電子部品、モジュールおよびニッケル水素電池や薄形リチウム電池とのシナジー製品の開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、素材技術・プロセス技術を活かした高性能フェライト、トランス・コイル、低背化のためチップ下面に電極を設置した積層パワーインダクタ、メタルコイル同等以上まで直流重畳特性を向上させた大電流対応積層パワーインダクタ、電子基板から発生するノイズ源を高精度に可視化、測定・評価できる近傍界システム、薄形リチウム電池と通信技術の融合製品である超薄型センサービーコン等の開発を行ないました。
当事業に係わる研究開発費は3億79百万円であります。
研究開発につきましては、当社の技術開発統括部が全社の研究開発活動を統括し、将来の市場環境と技術動向を見据えた新製品・新技術の開発を推し進めております。また、産官学や富士通グループの研究機関等との連携により先端技術の導入を効率的に推し進め、技術開発スピードの加速化を図っております。なお、ニッケル水素電池の研究開発は高崎工場にて実施しており、新製品・新技術の開発を推し進めております。
当社グループの研究開発部門の開発スタッフは88名であり、当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は9億60百万円であります。
当連結会計年度における各事業区分別の研究開発の主要目的、研究開発成果および研究開発費は次のとおりであります。
(1) 電池事業
当社グループの電池の性能や品質向上を目的として、素材技術の開発、生産効率の向上および環境対策の研究開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、アルカリ乾電池では、2015年に海外で発売する新ブランド製品立上げ支援と国内市場向けの次期新製品開発のための要素技術研究に取り組みました。ニッケル水素電池では、乾電池互換形の市販用電池でこれまで弱点であった高温で放置した時の電圧低下を抑制する次世代の電池の開発に取り組みました。また、他の電池と差別化できる低温や高温の環境下でも使用できる工業用電池の開発を行なうとともに、要素技術として長寿命・高信頼な電池を実現する負極活物質の水素吸蔵合金の開発や材料開発を加速する分析解析技術の向上に取り組みました。リチウム電池では、車の盗難防止システムの電源として、耐久性を向上した電池を商品化しました。また、ワンタイムパスワードカード用薄形一次電池は、カード内のレイアウト変更に伴ない、実装面積を小さくする新サイズの電池の開発に取り組みました。
当事業に係わる研究開発費は5億81百万円であります。
(2) 電子事業
当社グループのキーテクノロジーであります素材技術、プロセス技術、CAE技術、回路技術、高密度実装技術を駆使して電子材料、電子部品、モジュールおよびニッケル水素電池や薄形リチウム電池とのシナジー製品の開発を行なっております。
当連結会計年度におきましては、素材技術・プロセス技術を活かした高性能フェライト、トランス・コイル、低背化のためチップ下面に電極を設置した積層パワーインダクタ、メタルコイル同等以上まで直流重畳特性を向上させた大電流対応積層パワーインダクタ、電子基板から発生するノイズ源を高精度に可視化、測定・評価できる近傍界システム、薄形リチウム電池と通信技術の融合製品である超薄型センサービーコン等の開発を行ないました。
当事業に係わる研究開発費は3億79百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01896] S10055QS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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