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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059MY

有価証券報告書抜粋 西部電機株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループは、「超精密とメカトロメーション」に直結する、オンリーワン商品・システムの開発に注力しております。当連結会計年度の技術開発の主なものは次のとおりであります。
研究開発は、各セグメント毎で行われており、研究開発スタッフは31名で、これは総従業員の6.8%にあたります。
当連結会計年度における研究開発費は、5億2千1百万円であり、各セグメントにおける研究開発の成果と研究開発費は次のとおりであります。

(搬送機械事業)
搬送機械関係では、「ロボット配分システム」を開発いたしました。我が国は労働人口が減少の傾向にあり、これを補うためにロボットの需要が加速的に増加してきています。この動向に追従するため、現在人手で行っているピッキング作業を「ロボット作業」に移行するべく、画像解析技術とロボット技術を組み合わせた、ロボット配分システムの開発を行いました。他にも「ボイスピッキングシステム」を開発いたしました。近年は、『食の安全』についてメディアでも多く報道され、世の中の関心事となっています。そのため各食品メーカは、安全な食品をお客様に提供しつつ作業生産性も向上させるために、作業方法の改善や新システムの採用を積極的に模索しています。これらの諸問題を解決すべく、出荷に必要なピッキング作業を「手」を使わずに音声のガイダンスで進行するボイスピッキングの開発を行いました。
当事業における当連結会計年度の研究開発費は1億1千5百万円であります。

(産業機械事業)
産機部門関係では、高潮や増水時に確実・迅速に閉鎖することが求められる陸閘の新型電動駆動装置「新型水平陸閘電動駆動装置」を開発いたしました。陸閘とは、通常時、堤防、護岸の前面の漁港、港湾を利用するために車両および人が通行できるように設けた海岸保全施設のことです。この陸閘駆動を省力化するため、開閉運転時にシール材の抵抗が少なくなるように扉体を持ち上げて開閉させたいという市場ニーズがあり、これに対応するため、昇降式陸閘電動駆動装置「HPM-Vシリーズ」を開発しました。商品の特徴としては、駆動力伝達はピンラックとスプロケットで行うため位置ズレがなく、扉体の昇降による影響もありません。また、従来機種のHPMシリーズ同様、ゲート駆動に必要な機構をまとめたコンパクトかつシンプルな設計により省スペース化が図れる画期的な商品であります。
当部門における当連結会計年度の研究開発費は2億1千3百万円であります。

精密機械部門の放電機械関係では、「Ultra MM 50 B」を開発いたしました。本機の特徴は、ピッチ加工精度±1ミクロンに加えて、新型ワイヤ走行系と絶縁テーブル採用により面粗度が一段と向上したことです。また、新型CNCの採用と手元ペンダントの機能UPにより、処理速度と操作性が格段に向上しました。
当部門における当連結会計年度の研究開発費は1億9千2百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01930] S10059MY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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