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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051L2

有価証券報告書抜粋 株式会社中央製作所 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループが創業以来培い育ててきた技術は、電気・電子の技術を主軸として、機械・化学等の要素技術を複合した「ケミメカトロニクス技術」であります。グローバル化が進展する現在、顧客のニーズに的確に応える商品の開発、改良に努めております。
現在これらへの取り組みは技術部門の研究開発部、製品開発部及び必要に応じて編成するチームが担当しており、新たな技術的研究課題は研究開発部が、技術的に既存商品の延長線上にあるものはその商品を担当する製品開発部の設計部門並びに個別に編成する開発推進チームがそれぞれ担当しております。当連結会計年度は、技術的研究課題、既存商品のモデルチェンジ等14項目のテーマに取り組んでまいりました。

(電源機器)

当社グループのコア商品である電源機器は、表面処理分野におけるめっき用電源と電気化学工業向けの直流電源、及び二次電池向けの充放電用電源が主体であります。当連結会計年度は、高変換効率を実現した小容量めっき用電源の高機能機であるPMDタイプを市場投入してまいりました。また、特殊パルス溶接用インバータ電源を開発し試作導入を行ってまいりました。

(表面処理装置)

表面処理装置は、環境対応や新技術開発で新しい需要を作りだす必要に迫られております。当社グループでは、環境にやさしいめっきシステムの確立と、更には、当社グループが得意とする装置・制御技術をもって「環境にやさしく、安心、安全、省エネ」機能を組込んだシステム装置を提案できる体制を整備してまいりました。
当連結会計年度は、前連結会計年度に引き続いて次世代のめっきシステムを確立するための取り組みとして、大型ロッドの横型回転式めっき装置、個別回転駆動を可能としたバレルめっき装置の開発を行ってまいりました。また、これらの装置については特許出願も行ってまいりました。

(電気溶接機)

電気抵抗溶接機業界では、その技術力のステイタスシンボルともいわれる溶接電流計やコントローラーであるタイマを当社グループは製品としてラインアップしております。当連結会計年度は、国内市場の拡大が期待できない中で、成長が期待できる中国・東南アジア市場をターゲットとした溶接機用制御装置の開発を進めCE2型として市場へ投入してまいりました。

(環境機器)

環境機器部門では、表面処理装置をサポートする管理装置や計測装置、リサイクルや環境にやさしい装置作りをサポートするエチクリーン、メタクリーン、ベーパーコン、スクラバーといった洗浄、再生、浄化、リサイクル機能を持った装置開発を進めております。当連結会計年度は、国内及び海外の市場への拡販を目的として、使いやすさと機能を向上させた超音波洗浄機のモデルチェンジを行ってまいりました。

なお、当連結会計年度に当社グループが支出した研究開発費の総額は55百万円、当連結会計年度に取得した特許権は3件、消滅した特許権は5件です。従って、2015年3月31日現在保有する特許権は、国内、国外合わせて27件です。また、当連結会計年度に出願した特許は5件でありました。
(特許 保有27件 内当連結会計年度取得3件 商標 保有15件)
(注)上記金額には、消費税等は含まれておりません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01940] S10051L2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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