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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100587H

有価証券報告書抜粋 日本アビオニクス株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な企業業績を背景に雇用が改善し株価が上昇したものの、消費税引上げ等により個人消費が低調に推移し中国経済の減速により輸出が伸び悩むなど全体では不透明な状況で推移しました。
当社企業グループを取り巻く事業環境につきましては、民間設備投資等の回復が緩やかなものに留まったことや、消費税増税前の駆け込み特需及びWindows XPサポート終了に伴うPCの買い換え需要の反動等により低調に推移しました。また、官公庁向けでは、前期にあった補正予算の効果が減少し不透明な状況となりました。
このような状況の中、当社企業グループは、民需事業の拡大を目指し、国内外の展示会への積極的な出展の推進、新規商談獲得に向けて既存販売店との連携を強化するとともに自動車等の新市場の開拓、既存市場の深耕に努めました。
この結果、当期の連結業績につきましては、前期にあった補正予算の効果が減り情報システムが減少したため、売上高は15億89百万円減少の256億85百万円(前年同期比5.8%減)となり、連結損益は、売上減少により営業利益が前年同期比1億56百万円悪化の4億83百万円、経常利益が前年同期比89百万円悪化の4億30百万円となりました。これに事業構造改善費用等の特別損失3億99百万円を計上したため、税金等調整前当期純利益は30百万円となりましたが、黒字を確保しました。しかしながら、法人税率の引下げ等による繰延税金資産の取崩し3億29百万円を含む法人税等を計上した結果、当期純損失が前年同期比8億24百万円悪化の4億21百万円となりました。
また、剰余金の配当につきましては、当期純損失を計上し、なお欠損金が存在することから、まことに遺憾ながら普通株式、第1種優先株式及び第2種優先株式は無配とさせていただきます。
セグメントの状況は、次のとおりです。
情報システム
情報システムについては、前期にあった補正予算等の効果が減少したことから売上高は減少しました。セグメント利益は、売上減の影響により減少しました。
この部門の当連結会計年度の売上高は151億79百万円(前年同期比7.2%減)となりました。セグメント利益は、前年同期比2億33百万円減少の6億17百万円となりました。
電子機器
電子機器については、福祉事業(緊急通報システム)を事業譲渡したことによる影響があったものの、赤外線機器の設備やセキュリティ市場向けの監視システム等が好調に推移し、また接合機器が自動車等の新市場の開拓を進めたことから、売上高は増加しました。セグメント利益は、売上高の増加及び原価低減等に努めた結果大幅に改善しました。
この部門の当連結会計年度の売上高は72億45百万円(前年同期比0.7%増)となりました。セグメント利益は前年同期比3億5百万円改善の9百万円となりました。
プリント配線板
プリント配線板については、宇宙・防衛関連のプロジェクトの端境期のため低調に推移しました。セグメント利益は、売上減の影響により大幅に悪化しました。
この部門の当連結会計年度の売上高は32億60百万円(前年同期比12.4%減)となりました。セグメント損失は前年同期比2億27百万円悪化の1億43百万円となりました。
(2)連結キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は前連結会計年度末に比べ83百万円減少し、22億54百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況及びそれらの要因は次のとおりであります。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」
営業活動の結果獲得した資金は、12億59百万円となりました。これは主に仕入債務は減少したものの、減価償却費の計上及びたな卸資産の減少によるものであります。
前連結会計年度比では、売上債権の増加額は減少したものの、税金等調整前当期純利益の減少及び賞与引当金の増加額の減少等により6億79百万円減少しております。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」
投資活動の結果使用した資金は、4億65百万円となりました。これは主に有形固定資産取得による支出によるものであります。
前連結会計年度比では、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が減少したこと等により9億85百万円使用が減少しております。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」
財務活動の結果使用した資金は、8億91百万円となりました。これは主に借入金の返済による支出によるものであります。
前連結会計年度比では、借入金の返済等により2億96百万円支出が増加しております。
なお、当連結会計年度末における借入金残高は、前連結会計年度末に比べ8億91百万円減少し、86億47百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01968] S100587H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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