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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050IH

有価証券報告書抜粋 株式会社アバールデータ 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループでは、常に産業基盤の構築を支援するため、A’VALue+(お客様に“価値(Value)”を提供して“信頼”を獲得する。)の追求を基本理念とし、自社製品の開発の根源となるコアテクノロジーの活用、顧客ニーズに対応した自社製品より培った既存テクノロジーをベースとする製品開発、さらには、開発から生産までの一貫した生産技術の蓄積など、積極的な研究開発活動を行っております。現在、当社グループの研究開発は独自に行うとともに、グループ内外と密接な協力・技術交流を行い、効率的な研究開発活動を行っております。また、当連結会計年度においても、製品開発だけではなく、地球環境に配慮し、EUの「RoHS(RestrictionoftheuseofcertainHazardousSubstancesinelectricalandelectronicequipment:電機電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令)」対応を継続的に進めております。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費は、723百万円を投入しております。
また、報告セグメント別の研究開発費は、受託製品249百万円、自社製品474百万円であります。
なお、当連結会計年度における各品目別の研究開発の状況は次のとおりであります。

〔組込みモジュール〕
高性能MPUモジュールとして、産業機器分野での採用が広く定着した高速汎用バスでありますCompactPCIバスモジュールを中心に、今後のインターコネクト(装置、デバイス間インターフェース)で重要なテクノロジーとなる高速シリアル汎用バスのPCIExpressに注力した開発及び関連OS(OperatingSystem)の移植・サポートを行っております。
また、高速アナログモジュールとして、産業機器分野や医療分野等の計測や測定で必要とされている、より高速性を追求したアナログ-デジタル変換モジュールの開発を進めております。
当連結会計年度は、ATOMCPU(BayTrail)を搭載したCPUモジュール「ACP-140」、高速ADC(1GSPS)を搭載した高速アナログモジュール「APX-5200」の開発を完了しております。
IP関連としては、40Gbpsに対応した通信用IP、及び既存コアIPの高速化対応を順次進めております。
ソフトウェア関連といたしましては、モジュール開発製品へのWindows、VxWorks、Linuxの移植、及びAndroidへの対応を進めてまいりました。また、PCIExpress関連では、各種OSのドライバー開発を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、167百万円であります。

〔画像処理モジュール〕
外観検査装置、測定機器や各種製造装置等の産業用機械に視覚機能を持たせるための機能モジュールである、画像処理モジュール、近赤外線カメラ及び関連ソフトウェアの開発を行っております。
当連結会計年度は、前年度リリースした三次元計測技術の進化に向け継続的な技術開発を実施しており、高速化、回転体の計測等を実現しました。
併せて、近赤外線カメラであるABAシリーズの開発の主要部分を完了しており、ラインナップの拡充に向け開発を進めております。本開発は新分野への進出に向けた戦略面的重要ファクターとなります。
ソフトウェア関連といたしましては、新規開発製品のWindowsへの対応が完了し、Linuxへの対応を順次いたしております。併せて、画像ライブラリーの開発を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、275百万円であります。

〔計測通信機器〕
光ファイバーケーブルを使用した高速シリアルネットワーク用の高速通信モジュール「GiGACHANNEL」シリーズの開発並びにITの成長と共に発展しているCTI(ComputerTelephonyIntegration)に関連したシステム、高度通信機能を搭載した双方向エネルギー変換装置「SmartPower」シリーズ、及び各種モジュール等の開発に注力いたしました。
当連結会計年度は、「GiGACHANNEL」プロダクトのシリーズ強化のため、28Gbpsでの通信可能な「APX-7142」の開発を完了しており、更なる高速製品の開発を開始しております。CTIシリーズ製品のIP電話規格への対応と併せてIP網でのFAXシステム(ネットワーク対応型INS1500FAX音声応答ユニット)の開発を順次進めております。
ラック監視装置(RMSシリーズ)では、更なるユーザーニーズに応えていくため、機能/オプション装置の拡充(遠隔監視装置統合ソフトウェア開発)を進めております。
スマートエネルギー関連では、系統連係の機能評価、及びデータ計測の継続と併せて、エネルギーシステム全体を統合管理する基幹ユニット(風車用制御ユニット/短絡抵抗ユニット)の開発と大容量化対応を継続的に進めております。
なお、当該品目における研究開発に要した金額は、280百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01993] S10050IH)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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