有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050JI
フクシマガリレイ株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当企業集団において、研究開発活動は、連結財務諸表を提出する当社が主体となり行なっております。
当連結会計年度は、当企業集団の独自のシステムにより、環境・安全・安心に配慮した製品の開発を積極的に行ない、食生活品質向上のため、環境にやさしい「食品安心技術」で製品の性能をさらに高める観点からの研究開発活動を行いました。
当社の研究開発活動を品目区分別に見ると、大きく2つに大別されます。
1 冷凍冷蔵庫の成果
(1) 冷凍機内蔵型スライドリーチインショーケースモデルチェンジファン制御の見直しと冷凍機の最適化により、現行機比6.0%~9.3%の省エネを行いました。また、ガラス扉のフレーム幅を適正化し、庫内可視部面積を5.4~7.0%アップさせることで、商品の視認性に優れた構造にしています。さらに、全機種で漏電遮断器を標準装備いたしました。
(2) 冷凍機内蔵型小型キュービックリーチインショーケースの開発
スライドリーチインショーケースのラインナップに、設置場所を選ばない小型機種を新規追加する事で、これまでの製品では設置できなかったスペースにも対応できる製品を開発しました。
(3) 大型スタックオンタイプスリム型製氷機(キューブアイス)の開発
日産製氷能力は240kg、製品幅を700mmとし狭い厨房での使用にも対応しました。クーリングユニットは、空冷仕様標準式、空冷仕様リモートコンデンサー式、水冷仕様標準式、水冷仕様クーリングタワー式の4種類を開発、貯氷量は100kg、135kgの2種類を開発し、設置環境に応じて選択を可能としています。
2 冷凍冷蔵ショーケースの成果
(1) CO2(二酸化炭素)を冷媒に使用した、CO2冷凍システムの開発CO2を冷媒に用いた別置型冷凍・冷蔵ショーケースと、CO2冷凍機を用いた冷凍システムを開発しました。高圧冷媒を安全に制御する仕組みと、年間を通じて省エネとなる制御を盛り込み、冷凍・冷蔵の各温度帯を1台の冷凍機で運転するシステムを納入いたしました。
(2) 別置きアイランドショーケース(BXWシリーズ)の性能向上
所要冷凍能力を15%削減し、従来と同等の性能を確保しました。また、除霜時間の短縮に伴う商品へのヒートショック低減を盛り込んだショーケースを開発しました。
(3) 別置き型冷凍リーチインショーケースのバリエーション追加
昨年リリースしたリーチインケース(SGCシリーズ H=1940)に新たに本体高さ(H=1800、H=1700)のバリエーションを追加しました。
(4) 別置き型多段ケース(弁当温度帯)の開発
弁当温度帯(庫内20℃)に重点を置き、店舗内温度により加温制御と冷却制御を自動切換え運転する弁当ケースを開発しました。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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