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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057G6

有価証券報告書抜粋 北川工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、総じて緩やかに回復しました。米国においては好調な企業業績、雇用の改善、堅調な個人消費・住宅投資などにより着実に景気の回復が続き、欧州でも欧州中銀の量的緩和などにより景気持ち直しの動きが出てきました。これに対し、中国・ロシアなど新興国では成長鈍化が見られました。一方、わが国経済は、消費増税による駆け込み需要の反動減に加えて、円安や消費増税による実質所得の減少、消費マインドの低下もあって、昨年来の企業業績の回復や雇用情勢の改善にもかかわらず、回復は極めて緩やかなものとなりました。
このような経済情勢の中で、当社グループは既存の電機市場に加え、自動車ビジネス市場攻略に向けた本格的な開発・生産・販売体制を構築して事業拡大に注力するとともに、環境・新エネルギーや医療・介護などの新成長市場に向けてもソリューション営業活動を強化してまいりました。また、海外における現地生産・現地消費の地産地消体制をさらに強固なものとすべく、無錫工場、深圳工場、タイ工場の整備、強化を推進してまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は11,021百万円(前期比7.8%増)となりました。利益につきましては、円安や大型スポット案件の取り込み、および海外工場の稼働率向上などによる売上総利益率の改善によって、営業利益は668百万円(前期比135.9%増)と大幅に増加しました。また、愛知県春日井市の新工場の建設投資に対する補助金の受領などにより、経常利益も1,121百万円(前期比137.2%増)と営業利益と同程度の伸びとなりました。さらに、旧春日井工場などの固定資産売却益を計上した一方で、一部の生産設備関連で減損損失を計上した結果、当期純利益は738百万円(前期比2,687.7%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,134百万円増加し、12,357百万円となりました。
当連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は1,451百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,098百万円、減価償却費598百万円、減損損失313百万円によるものと固定資産除売却益290百万円、法人税の支払額233百万円、仕入債務の減少161百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は570百万円となりました。これは主に、有形固定資産の売却による収入677百万円、投資有価証券の売却及び償還による収入103百万円、有形固定資産の取得による支出762百万円、無形固定資産の取得による支出427百万円、定期預金の純増加額158百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は129百万円となりました。これは主に配当金の支払による支出129百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02018] S10057G6)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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