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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100574D

有価証券報告書抜粋 株式会社テセック 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済は、米国では個人消費や雇用情勢の改善により緩やかな成長が続いた一方、欧州では財政危機が続くなど景気の停滞とデフレ懸念が強まりました。中国をはじめとする新興国では輸出の伸び悩みにより成長鈍化が鮮明となった他、エネルギー価格の下落や不安定な為替動向など、先行き不透明感が残りました。日本では消費増税による駆け込み需要の反動が長期化し景気回復が遅れました。
半導体業界におきましては、スマートフォンなどのモバイル機器向け需要の拡大に加え、電装化が進展する車載向け需要が順調に増加しました。半導体市場の成長持続を背景に増産設備投資も加速され、半導体後工程の製造装置需要は回復基調で推移しました。
このような状況の中で、MAPハンドラや車載向けパワーデバイス用テスタなどの主力製品の拡販に注力すると共に、新製品として新型ピッカーおよび新型自重落下ハンドラを市場に投入しました。また、半導体関連企業の再編・統合が進む国内市場においては、新たに電子部品メーカーとの取引を開始するなど販路の維持・拡大を図りました。一方、生産拠点の集約化による生産性向上やコスト構造の見直しにより、採算性の改善を推進しました。
以上の結果、受注高は43億11百万円(前期比30.7%増)、売上高は40億24百万円(同21.1%増)となりました。製品別売上高はハンドラ15億20百万円(同36.8%増)、テスタ10億89百万円(同14.3%増)、パーツ等14億14百万円(同12.5%増)となりました。
損益面は、受注・売上の増加による稼働率向上、集約化による生産性向上、為替変動などにより採算性が改善され、営業利益は82百万円(前期は営業損失3億90百万円)となりました。また、経常利益は為替差益や受取配当金などの計上により3億74百万円(同経常損失1億52百万円)、当期純利益は2億72百万円(同当期純損失10億55百万円)となり、営業利益、経常利益、当期純利益ともに4期ぶりに黒字転換となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、下記の各キャッシュ・フローによる増減により、前連結会計年度末に比べ2億35百万円増加し、23億63百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億22百万円のプラス(前期は7億72百万円のマイナス)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益の計上およびたな卸資産の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、4億12百万円のマイナス(同4億63百万円のプラス)となりました。これは主に、投資有価証券の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、7百万円のマイナス(同57百万円のマイナス)となりました。これは主に、リース債務の返済によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02049] S100574D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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