シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004Z20

有価証券報告書抜粋 ローランド ディー.ジー.株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析



当社及び連結子会社における研究開発活動は当社で行っております。
当社グループは「イメージをカタチに」のビジョンのもと、デジタルの力でプロセスを変革し、市場に関わる人々のビジネス創出に貢献できる製品や個人の想像力を実現する製品を作るため、新しい価値の創造を目指した研究開発を推進しております。
当連結会計年度は「カラー&3D」を中心とした研究開発を行いました。当社は、需要の変化に素早く対応するために、製品開発の他、要素技術開発等を行う少人数制のプロジェクトを主体とする体制としております。また、製品開発に必要な要素技術やリソースは、各プロジェクトが共有することで開発の効率化を図っております。
なお、当社及び連結子会社の事業は、コンピュータ周辺機器の製造販売であり、区別すべき事業セグメントが存在しないため単一セグメントとなっており、セグメント情報に関連付けては記載しておりません。

(1)カラー
サイン市場向けの大型インクジェットプリンター及び新たな市場として期待されている特殊印刷や工業用途印刷、さらには布地への印刷用途に向けた製品開発を行いました。ハードウェアの性能のみならず、ソフトウェア技術、インク技術、カラーマネジメント技術を総合的に高めていくことで、顧客へのソリューション提案を目指し、製品及び商品の開発に注力いたしました。
当期は、大型インクジェットプリンターの低価格モデル「RF-640/640A」を主力のサイン市場に投入しました。従来機の優れた印刷品質はそのままに、約2倍の高速出力を実現しました。また、直観的なインターフェイスを実現したiPad専用アプリケーション「Roland Printer Assist」を新開発し、プリンターの出力業務の効率化を提案しました。
さらに、布地への印刷用途に特化したテキスタイル専用プリンター「RT-640」を、テキスタイル市場に向けた新ブランド「Texart(テックスアート)シリーズ」の第一弾として発表しました。導入後すぐにプロの現場で活用できるよう、専用のインク及び出力用ソフトウェアをワンパッケージにしたトータルソリューションとして提案しました。

(2)3D
主要テーマである、3Dスキャナーや切削加工機、3Dプリンター等による三次元形状の入出力分野、彫刻機やメタル・プリンター等によるギフトエングレーブ分野、医療業界や宝飾業界での手作業による加工プロセスをデジタルプロセスへ置き換えるデジタルクラフト分野に向けた製品開発を行いました。ハードウェアのみを供給するのではなく、市場開発のための様々な研究開発を行い、ソフトウェアやユーザー支援のためのコンテンツや技術、サプライ品も含めた完成度の高い総合ソリューションの提供を目指し、研究開発を行いました。
当期は、当社初の光造形方式の3Dプリンター「ARM-10」と切削加工機の最新モデル「SRM-20」の2機種を新ブランド「monoFab(モノファブ)シリーズ」として市場投入し、積層と切削のふたつの加工方式による当社独自の新しいデジタルものづくりを提案しました。

(3)その他
プロッタの新製品となる「CAMM-1(キャムワン)シリーズ GS-24」をリリースしました。より安定したカット品質を実現するとともに、カット圧の向上により使える材料の種類が広がり、幅広いサイン製作業務に対応しました。

なお、当社の開発部門人員は、2015年3月31日現在167名であり、当連結会計年度の研究開発費の総額は26億76百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02054] S1004Z20)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。