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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050LG

有価証券報告書抜粋 株式会社アクセル 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀による金融緩和策により、輸出関連企業を中心とした企業収益や雇用情勢が改善されるなど、緩やかな景気回復基調が持続しました。しかしながら、円安に伴う輸入物価の上昇や消費税率引き上げによる影響など、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
また、当社の中心的市場であるパチンコ・パチスロ機市場におきましては、安定稼働が見込める一部の有力機種の販売は堅調に推移しているものの、遊技ホールの厳しい収益環境を背景に全体としては低調に推移しております。さらに2014年9月に一般財団法人保安通信協会におけるパチスロ機型式試験の運用が変更されたことに伴い、当事業年度後半にかけてパチスロ機の販売は減少傾向を示しました。
かかる環境の中で当社は、主力製品であるパチンコ・パチスロ機市場向けグラフィックスLSI(サウンド、LED制御等の機能を統合した製品を含む)を中心に各種製品の販売に注力し、パチンコ・パチスロ機市場における事業規模の拡大に注力いたしました。さらには、組み込み機器市場に向けたグラフィックスLSIの採用拡大を図るとともに、デジタル簡易無線市場に向けた各種製品(注)の営業活動にも注力いたしました。
以上の結果、当事業年度における売上高は11,073百万円(前期比0.3%増)、営業利益は1,645百万円(前期比20.4%減)、経常利益は1,659百万円(前期比19.9%減)、当期純利益は1,115百万円(前期比6.7%増)となりました。
(注)デジタル簡易無線市場に関しましては、従来、子会社(株式会社ニューゾーン)で事業を展開しておりましたが、2014年12月に当社は同社の事業全部を譲り受けたため、現在はニューゾーンブランドとして当社で事業を推進しております。

① パチンコ・パチスロ機市場向けLSI
当社は、パチンコ・パチスロ機市場に向けてグラフィックスLSI(機能統合化製品を含む)、LEDドライバLSI、メモリモジュール製品等を販売しており、グラフィックスLSIが中核製品となっております。また、パチンコ機、パチスロ機別の販売比率では、各市場の規模に比例して、パチンコ機向けの販売比率が高い状況となっております。
当事業年度における同市場向けグラフィックスLSIに関しましては、厳しい市場環境に加え、AG4のリユース(再使用)比率が上昇したこと等により前期比約15万個減の約126万個の販売にとどまりました。一方、同市場に向けたその他製品に関しましては、メモリモジュール製品、LEDドライバLSIともに、特定顧客の需要動向により前期を上回る販売となりました。以上の結果、グラフィックスLSIの減収をその他製品で補い、パチンコ・パチスロ機市場向け各種LSI製品の売上高は10,708百万円となりました。
② 組み込み機器市場向けLSI
当社は、医療機器や産業用機器等の組み込み機器市場に向けてグラフィックスLSIを販売しております。現在の製品構成は、PC系の仕組みを搭載した各種機器に対応したグラフィックスLSI「AG10」と比較的安価なCPUを搭載した一般的な組み込み機器において高解像度グラフィックスを実現する「AG9」シリーズになっております。同市場向けグラフィックスLSIに関しましては、当社製品採用メーカー各社の需要動向により180百万円の売上高となりました。
③ その他
当社では、前記LSI製品以外に顧客の開発を支援する開発評価用基板やソフトウェアを開発、販売しております。また、ニューゾーンブランドとして、デジタル簡易無線関連に向けた製品も開発、販売しております。これら開発支援環境及びニューゾーンブランド製品等に係る売上高は184百万円となりました。なお、当事業年度におけるニューゾーンブランド製品の売上高は僅少となっております。

(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は11,500百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下の通りとなっております。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動により増加した資金は2,597百万円となりました。これは主に、当事業年度における税引前当期純利益(1,627百万円)、減価償却費の計上(140百万円)、売上債権の減少(446百万円)、未払消費税等の増加(229百万円)に対し、仕入債務の減少(187百万円)等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動により支出した資金は264百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(159百万円)、無形固定資産の取得による支出(19百万円)等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動により支出した資金は685百万円となりました。これは主に、配当金の支払(682百万円)によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02077] S10050LG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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