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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10059BI

有価証券報告書抜粋 株式会社 ジーエス・ユアサ コーポレーション 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動減による影響が和らいできているものの、個人消費が伸び悩むなど景気回復の動きは依然緩慢な状況の中で推移しました。
世界経済に目を転じますと、米国経済では年初の厳しい寒波など外部要因の影響はあったものの、堅調な個人消費や安定した雇用などに支えられ回復基調が続きました。一方、中国では投資の低迷などから景気減速傾向の中で推移し、欧州でも失業率の高止まりなど依然として懸念材料が多く、景気は全般的に緩やかな回復基調ながら力強さに欠ける状況が続いております。
このような経済状況の中、当社グループの当連結会計年度の売上高は、連結範囲の拡大によるアジア地域での事業基盤強化を図ったことや円安による影響、これに加えて車載用リチウムイオン電池の販売が増加したことにより、3,697億60百万円と前連結会計年度に比べて217億64百万円増加(6.3%)しました。
当連結会計年度の利益は、車載用リチウムイオン電池の販売増加に伴う利益改善や、海外における売価改善への取り組みなどにより、営業利益は209億14百万円と前連結会計年度に比べて27億16百万円増加(14.9%)しました。これに伴い、経常利益は223億57百万円と前連結会計年度に比べて20億24百万円増加(10.0%)しました。当期純利益は、連結子会社における減損損失44億円を計上したこともあり、100億43百万円と前連結会計年度に比べて61百万円の増加(0.6%)にとどまりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。
(国内自動車電池)
売上高は、自動車用鉛電池の総需要低迷や、自動車関連部品の販売が減少したことにより、517億47百万円と前連結会計年度に比べて51億58百万円減少(△9.1%)しました。セグメント損益は、主原料である鉛相場が上昇したことなどにより、23億97百万円と前連結会計年度に比べて9億12百万円減少(△27.6%)しました。

(国内産業電池及び電源装置)
売上高は、電力会社の接続保留の問題などにより太陽光発電用電源装置の販売が低迷しているものの、携帯電話の基地局向け電源装置の販売が増加したことや、セグメント情報においてその他に含めていた照明・膜事業を組織変更に伴い国内産業電池及び電源装置セグメントに移管したことにより、798億22百万円と前連結会計年度に比べて5億80百万円増加(0.7%)しました。セグメント損益は、主原料である鉛相場の上昇や、太陽光発電用電源装置の販売減少などにより、86億57百万円と前連結会計年度に比べて35億41百万円減少(△29.0%)しました。

(海外)
売上高は、タイの持分法適用関連会社を前第2四半期より連結子会社化したことに加え、インドネシアの持分法適用非連結子会社を当連結会計年度より連結子会社化したこと、さらに円安による影響などにより、1,837億59百万円と前連結会計年度に比べて195億7百万円増加(11.9%)しました。セグメント損益は、各国の経済状況の影響などで販売数量は伸び悩んだものの、売価改善への取り組みや、主原料である鉛相場の下落などにより、107億86百万円と前連結会計年度に比べて17億90百万円増加(19.9%)しました。

(リチウムイオン電池)
売上高は、主としてハイブリッド車用及びプラグインハイブリッド車用リチウムイオン電池の販売増加により、451億81百万円と前連結会計年度に比べて126億80百万円増加(39.0%)しました。セグメント損益は、26億26百万円の損失となりましたが、操業度が改善したことや合理化の促進により前連結会計年度に比べて46億17百万円改善しました。

(その他)
売上高は、照明・膜事業が国内産業電池及び電源装置セグメントに移管されたことなどにより、92億48百万円と前連結会計年度に比べて58億45百万円減少(△38.7%)しました。全社費用等調整後のセグメント損益は、16億98百万円と前連結会計年度に比べて7億62百万円増加(81.4%)しました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は257億8百万円と前連結会計年度末に比べて23億16百万円増加(9.9%)しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主たる要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少及び法人税等の支払額がありましたが、税金等調整前当期純利益と減価償却費により、197億29百万円のプラス(前年同期は197億4百万円のプラス)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、主として有形固定資産の取得により、145億19百万円のマイナス(前年同期は97億86百万円のマイナス)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、連結子会社である㈱リチウムエナジー ジャパンの増資に伴う収入がありましたが、借入金の返済及び配当金の支払いにより、57億98百万円のマイナス(前年同期は5億89百万円のプラス)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02089] S10059BI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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