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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004D4T

有価証券報告書抜粋 株式会社CGSホールディングス 研究開発活動 (2014年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度におきましては、当社は以下のような研究開発活動に取り組み、当社製品の主要ユーザである金型関連メーカーの加工時間の短縮、作業効率の向上を目指しました。
当連結会計年度の研究開発費の総額は5億77百万円であり、全額CAD/CAMシステム等事業によるものであります。

当連結会計年度の主な研究開発活動は以下の通りであります。

① CG PressDesignおよびCG CAM-TOOLがSOLIDWORKSゴールド製品認証を取得

米 DS ソリッドワークス社(SW社)の3次元 CADソフトウェア「SOLIDWORKS」のパートナー製品である3次元プレス金型設計用CADシステム「CG PressDesign for SOLIDWORKS」および、金型・部品加工用CAMシステム「CG CAM-TOOL for SOLIDWORKS」がそれぞれ2月と12月に、SW社の認定プログラムの最終適合レベルである「Gold Product(ゴールド製品)」認証を取得し、SOLIDWORKSに完全統合されたCAMシステムとして認定されました。これにより、SOLIDWORKSとの機能面での親和性が証明されるだけでなく、SW社との技術レベルでのパートナーシップも強化され、今後の機能開発のスピードと製品の品質向上に大きく寄与いたします。

② 既存製品の機能向上・・・CAM-TOOL V10.1バージョンアップ開発

金型5軸加工マシニングセンター対応の金型用3次元CAMシステム「CAM-TOOL」の最新バージョン「10.1」(本バージョン)を、5月にリリースいたしました。本バージョンでは、同時5軸変換を3軸CL演算後に組み込むことで自動処理を可能とし、今まで5軸工程作成に掛かっていた工数を大幅に低減します。また、旋回軸による自動干渉回避とスムージング制御により、仕上がり面品質の低下を抑制します。さらに、切削負荷に応じて段階的に切削速度を自動調整し加工時間を短縮させる「可変送り速度機能」の簡易化など、オペレータ負担を軽減し、演算工程を集約する「CAM一括設定機能」により、標準化の推進やヒューマンエラーの低減に効果を発揮します。その他、オプション機能を含む56項目におよぶバージョンアップ開発を実施しました。
当社では上記のほか、既存製品に対して年1回の定期的なバージョンアップを行っており、ユーザの要望や市場動向を反映した製品開発に努めております。

③ OEM製品開発・・・アルゴグラフィックス社「iBlue CLIKS」への形状加工用CAMソルバーを提供
当社では、新規事業としてのOEM提供を推進し、ビジネスパートナーとともに、CAD/CAMシステムの更なる高度化や高付加価値サービスの提供を目指しており、これまでも複数のOEM製品開発に携わってまいりました。本年度においては12月、アルゴグラフィックス社が開発するCAM一体型システム「iBlue CLIKS」に対して、当社の提供する金型用3次元CAMシステム「CAM-TOOL」の形状加工用CAMソルバー(システム内で稼動する計算エンジン)の提供を開始いたしました。CAMソルバーを組み込むことで、「iBlue CLIKS」の形状加工機能が強化され、大物プレス金型から中小物樹脂金型に至る全ての金型分野に対応可能となります。また本提携を通じて、自動車、航空、電気等の製造分野において世界中で幅広く利用されているCAD/CAMシステム「CATIA」ユーザにも利用されることとなり、未開拓市場へのビジネス展開が期待できます。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02120] S1004D4T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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