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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10058VF

有価証券報告書抜粋 プレス工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における当社グループの国内事業環境は、以下のとおりであります。
自動車関連事業につきましては、普通トラックの国内需要は、公共工事の増加等による建設関連車両の好調な需要により前年同期比8千台増の88千台となりました。輸出も前年同期に比べ増加いたしました。小型トラックの国内需要は前年同期比5千台増の97千台となりました。
建設機械関連事業につきましては、油圧ショベルの国内向け需要は、排ガス規制前駆け込み需要の反動減が継続した影響により、前年同期に比べ減少いたしましたが、輸出向けは増加いたしました。

海外の事業環境は、次のとおりであります。
タイ:内需の不振と輸出の低迷により、1トンピックアップトラック需要は前年同期に比べ減少いたしました。
米国:景気回復やガソリン価格の下落により、新車販売が好調を維持した結果、市場全体の自動車販売台数は前年同期に比べ増加いたしました。
中国:建設機械需要は、第1四半期は前年同期に比べ増加いたしましたが、第2四半期以降は特に20トン以上の中大型油圧ショベル機の不振から前年同期に比べ大幅に減少いたしました。
インドネシア:建設機械需要は資源価格の下落等により低調に推移いたしました。
欧州:商用車需要が堅調に推移し、前年同期に比べ増加いたしました。

このような事業環境の中、当社グループは自動化・省人化による生産性向上活動や物流改善・省エネ・経費削減等の合理化諸施策を継続して実施し、収益基盤を強化してまいりました。

以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,976億15百万円(前年同期比7.6%増)となり、営業利益は98億21百万円(前年同期比4.5%増)、経常利益は107億94百万円(前年同期比6.9%増)、当期純利益は63億56百万円(前年同期比1.4%増)となりました。

セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(自動車関連事業)
当社グループの国内生産は、国内向けは復興工事や底堅い建設投資に支えられ、普通トラック・小型トラック用部品は共に前年同期に比べ増加いたしました。普通トラックの輸出は、完成車は好調を維持いたしましたが、ノックダウンの減少により、前年同期と同等の水準にとどまりました。小型トラックの輸出は、主に中東向けが好調に推移し、前年同期に比べ増加いたしました。

海外子会社の状況は、次のとおりであります。
タイ:需要の停滞が継続いたしましたが、新規に受注しましたアクスルケースの生産開始や為替の影響によりTHAI SUMMIT PKK CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK ENGINEERING CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK BANGPAKONG CO.,LTD.の売上高は前年同期に比べ増加いたしました。生産量に応じた要員配置、生産効率化、材料節減等の費用低減の諸施策を進めてまいりましたが、減産及び生産準備コストが収益に影響いたしました。モデルチェンジの量産準備については、計画通り進めております。
米国:ピックアップトラック、SUV需要が好調に推移し、新規に受注したアクスル部品の生産開始により、PK U.S.A.,INC.の売上高は前年同期に比べ増加いたしました。また、新たに受注いたしましたドア補強部品の生産準備を進めてまいります。
インドネシア:中・小型トラック用フレームは生産調整が続きました。
欧州:新規受注部品の生産が堅調に推移し、PRESS KOGYO SWEDEN ABの売上高は前年同期に比べ増加いたしました。

以上の結果、当セグメントの売上高は1,672億65百万円(前年同期比4.7%増)となり、セグメント利益は117億63百万円(前年同期比2.3%減)となりました。

(建設機械関連事業)
尾道工場の国内向け生産は、ROPS仕様キャビンの生産台数が増加し、輸出は、東南アジア・中国向けが低迷したものの、主に北米向けが好調だったことにより、前年同期に比べ増加いたしました。また、株式会社協和製作所の生産は、北米向けの増加や、新規受注のホイールローダー用キャビンの高生産により、前年同期に比べ大幅に増加し、売上高も前年同期に比べ増加いたしました。高生産への対応や新規受注の生産準備費等がコストアップの要因となりました。

海外子会社の状況は、次のとおりであります。
中国:蘇州普美駕駛室有限公司(PM CABIN MANUFACTURING CO.,LTD.)の生産は第2四半期より減少が続きました。普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司(PRESS KOGYO MINI CABIN(SUZHOU)CO.,LTD.)の生産は、ミニショベル用キャビンの増加や新規に受注したROPS仕様キャビンの生産が本格化したことにより、前年同期に比べ増加いたしました。
インドネシア:鉱山機械需要が依然として回復せず、PT.PK Manufacturing Indonesiaの生産は当初計画を下回りました。

以上の結果、当セグメントの売上高は309億29百万円(前年同期比15.5%増)、セグメント利益は13億24百万円(前年同期比73.1%増)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ33億41百万円増の154億95百万円となりました。
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、前年同期比42億48百万円(30.6%)減の96億57百万円となりました。これは主として売上債権の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、前年同期比77億円(41.4%)減の108億99百万円となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、前年同期比0百万円(0.0%)減の39億67百万円となりました。これは主として転換社債型新株予約権付社債の発行による収入の減少等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02154] S10058VF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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