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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005809

有価証券報告書抜粋 極東開発工業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における我が国経済は、政府の経済対策や金融政策を背景として、企業収益や雇用情勢の改善及び公共投資の持ち直しが見られたほか、個人消費についても緩やかな回復の兆しが見られた一方で、消費増税や円安の進行、原油価格の急激な変動の影響があり、一部に先行き不透明感を抱えながら推移しました。
このような状況下、当社グループは中期経営計画「Next Step 2015」~さらなる飛躍に向けて~(2013年4月1日~2016年3月31日)の2年目として、国内・海外ともに売上及び利益の拡大と、更なる企業価値向上に繋げるべく積極的に諸施策を実行いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は前連結会計年度と比較して、主力である特装車事業が増加したこと等の要因により、売上高は8,419百万円(9.3%)増加して99,331百万円となりました。損益面では営業利益は1,380百万円(17.2%)増加して9,418百万円、経常利益は1,212百万円(14.9%)増加して9,326百万円、当期純利益は環境事業におけるガス化溶融炉事業の撤退に伴う特別損失を計上したものの687百万円(18.9%)増加して4,332百万円となりました。
セグメント別の概要は次のとおりです。


国内は特装車の需要が引き続き高い水準で推移する中、受注の確保に注力するとともに、各工場においては生産の更なる効率化及び合理化のための設備導入等を行うことで納期短縮及び売上・利益の拡大に努めました。その他、ハイブリッドバッテリーの電気で塵芥収集装置を駆動させる世界初のシステムを搭載した電動式塵芥収集車「eパッカー®ハイブリッド」を5月に、お客様からのブランド認知も高い製品である「フラトップ®Zero」の新型で斬新なデザインを採用した「フラトップ®ZeroⅡ」を11月に発売するなど、新製品の開発及び拡販も積極的に行いました。
海外につきましては、タイ王国における当社と当社連結子会社の日本トレクス株式会社及び現地企業2社の合弁による、バンボデー及びダンプトラック等の生産・販売拠点となる新会社(Trex Thairung Co., Ltd.:プルワックデーン郡)において工場の建設を進めました。なお工場につきましては2015年5月に完成予定であり、今後は2016年3月期の稼動に向けた準備を行ってまいります。
これらの結果、売上高は7,856百万円(10.6%)増加して82,230百万円となりました。営業利益は、売上高の増加のほか前連結会計年度に計上した貸倒引当金の影響がないことなどにより、2,702百万円(59.9%)増加して7,216百万円となりました。


プラント建設につきましては受注活動を展開した結果、新規物件として北海道士別市様よりリサイクルセンターの建設工事を5月に、大阪府泉大津市・和泉市・高石市の3市からなる一部事務組合である泉北環境整備施設組合様より資源化センターの建設工事を10月にそれぞれ受注したほか、受注済物件の建設工事も進め4物件の納入を行いました。また、メンテナンス及び運転受託にも引き続き注力しました。
これらの結果、売上高は、工事進行基準売上高の増加などにより2,634百万円(30.0%)増加して11,429百万円となりました。営業利益は50百万円(3.7%)増加して1,425百万円となりました。


立体駐車装置は引き続き市場環境は厳しい状況で推移したものの、メンテナンス及びリニューアル事業において積極的な受注活動を行いました。また、コインパーキングにおいては継続して事業地選別を行い稼働率の向上を図ったほかコストダウンも推進しました。さらに太陽光発電について、既に稼動を行っている2拠点(福岡県飯塚市及び青森県八戸市)に加えて、愛知県豊川市においても拠点を稼動させました。
業績面では、前連結会計年度は販売用不動産の売却収入があったことにより、売上高は2,055百万円(24.3%)減少して6,395百万円となりました。営業利益は1,458百万円(56.3%)減少して1,133百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて4,276百万円(29.7%)減少して、10,102百万円となりました。
その主な内訳は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、1,097百万円(前年同期比△8,289百万円)となりました。これは税金等調整前当期純利益の計上などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、△4,177百万円(前年同期比△2,139百万円)となりました。これは固定資産の取得による支出などによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、△1,221百万円(前年同期比△1,697百万円)となりました。これは長期借入金の返済などによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02170] S1005809)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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