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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10053JA

有価証券報告書抜粋 株式会社NITTAN 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度の研究開発活動は、自動車、船舶用等の内燃機関の性能向上に寄与する動弁系部品を主要製品と位置づけ、地球環境保護に対するエンジンの低燃費化、排気ガス規制、及び、燃料多様化に対応した製品や、グローバル展開に繋がるコスト低減のための開発を行っています。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は4億59百万円であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

(1) 小型エンジンバルブ
排気量を小さくした「ダウンサイジング」エンジン用バルブでは、軽量化と高耐熱化により、更なる燃費改善効果を狙った次世代タイプの冷媒封入中空バルブが顧客の新開発エンジンへ採用され、量産開始されました。今後、さらなる拡販を目指し、複数の顧客に向けた試作・評価に取り組んでいます。
2輪向けとして量産している「代替燃料」エンジン用盛金バルブは、4輪・汎用エンジンへの更なる拡販に向けて顧客への提案や試作・評価に取り組み、汎用向けエンジンで採用され、量産開始されました。当連結会計年度における研究開発費の金額は2億90百万円であります。

(2) 舶用部品
舶用部品では、燃料費の高騰と環境規制への配慮から、燃料多様化に向かう市場動向に対応することが出来る特許技術により、耐摩耗・耐腐食に優れた新盛金材料、表面処理材を組み合わせて、バルブとバルブシートをトータルで最適化する技術を顧客に提案しています。
複数顧客での新開発エンジンに採用が決定し、その他の顧客からも開発依頼を受けており更なる拡販が期待できます。当連結会計年度における研究開発費の金額は13百万円であります。

(3) 可変動弁・歯車
可変動弁機構では、燃費改善の継続的要求や'20年以降の各国の厳しい排ガス規制に応える新型エンジンへの採用を目指し、当社独自機構の可変バルブタイミング装置を成熟させる開発を進めています。装置のコンパクト化要求に対応すべく、仕様の再構築を進めており、顧客向けの試作・評価も継続しています。
歯車関連では、サイドギヤ関連のニアネットを推進し、素材投入量の削減、使用電力削減やスクラップ削減等も同時に達成し、環境にも配慮した開発を進めています。
新規製品として、トランスミッション内に搭載される新機構部品を受注しました。従来ミッションにはない機構で、鍛造・機械加工に特殊な工程が要求され、日鍛の技術が評価され受注に漕ぎ着けたものです。当連結会計年度における研究開発費の金額は9百万円であります。

(4) その他
リフター関連では、10年来の国内顧客に向けたHLA(油圧ラッシュアジャスタ)が量産最終評価段階に入っています。今後のリフター事業の方向性を決めるものです。RRA(ローラーロッカーアーム)に関しても、新規顧客からの引き合いがあり、数年来の開発と顧客提案が実を結びつつあります。
工作機械の製造では、冷媒封入中空バルブ、高精度鍛造システム及び設備投資を抑制し、効率的(高効率や省エネ)にバルブを生産できる設備(システム)の開発・評価に取り組んでおります。当連結会計年度における研究開発費の金額は1億45百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02189] S10053JA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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