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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100534W

有価証券報告書抜粋 株式会社タチエス 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税や円安による海外製品の価格上昇などの影響により、個人消費の伸び悩みが見られるものの、政府と日銀の経済政策により、景気は弱めながら回復基調が続いております。一方、海外におきましては、米国経済は個人消費の回復により堅調を持続しておりますが、東南アジアや中国経済の成長鈍化などもあり、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。
当社グループが関連する自動車業界におきましては、国内では消費税増税に伴う駆け込み需要の反動が見られました。海外においても、東南アジア市場で低迷が長引いておりますが、中国、北米市場などの需要は堅調に推移いたしました。
このような環境の中、当社グループは、『Global Challenge 177(以下『GC177』といいます。)』を掲げ、「品質No.1」「営業利益率7%」「世界生産シェア7%」の3つの目標達成に向けた活動を、スピードを上げて引き続き取り組んでまいりました。
当期の主な活動といたしましては、自動車のシート完成品事業では、得意先の事業拡大対応に伴い、中国の襄陽と大連においてシート生産が稼働したほか、部品事業においても、中国、タイ、メキシコの各地域で縫製及びシートフレームの新たな拠点稼働と生産能力の拡大が進み、グローバル生産体制の戦略的展開を着実に進めております。
当連結会計年度の業績につきましては、国内販売は減少したものの、北米、中南米及び中国での販売増加や、為替変動による円換算額増加等により売上高は2,509億4千万円(前連結会計年度比14.2%増)となりました。利益面につきましては、国内での合理化努力の効果に加え、海外では量産立上げに係る一時費用の発生はありましたが、北米での売上高増加による利益貢献等により、営業利益は16億7千2百万円(前連結会計年度比25.0%増)となりました。一方で、海外子会社での為替差損の発生や減損損失の計上により、経常利益は46億1千5百万円(前連結会計年度比0.4%減)、当期純利益は8億8千2百万円(前連結会計年度比45.8%減)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

日 本
売上高は1,174億7千2百万円(前連結会計年度比4.8%減)となりましたが、各種合理化活動の推進により営業利益は15億4千1百万円(前連結会計年度比60.2%増)となりました。

北 米
新規受注車の販売増加等により、売上高は513億5千9百万円(前連結会計年度比33.1%増)、営業利益は21億6千3百万円(前連結会計年度の営業利益1億4千1百万円)となりました。

中 南 米
新規受注車の販売増加等により、売上高は535億5千4百万円(前連結会計年度比44.3%増)となりましたが、量産立上げに係る一時費用の発生等により、営業損失は23億5千7百万円(前連結会計年度の営業損失6億6千3百万円)となりました。

欧 州
部品販売の減少等により売上高は4億8千4百万円(前連結会計年度比48.8%減)、営業損失は2億6千4百万円(前連結会計年度の営業損失2億4百万円)となりました。

中 国
新規受注車の販売増加等により、売上高は251億3千万円(前連結会計年度比30.0%増)となりましたが、量産立上げに係る一時費用の発生等により、営業利益は6億9千1百万円(前連結会計年度比57.9%減)となりました。

東南アジア
当連結会計年度よりタチエス オートモーティブ シーティング (THAILAND) Co.,Ltd.を連結の範囲に含めたことにより、売上高は29億3千9百万円となりましたが、新規受注したシートフレームに係る生産準備費用の発生等により、営業損失は8千8百万円(前連結会計年度の営業損失5億3千6百万円)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、316億8千2百万円と前連結会計年度末に比べ8億7千3百万円(2.7%)減少しました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、20億7千万円であり、前連結会計年度と比べ22億7千8百万円(52.4%)減少しました。これは主に、たな卸資産の増加により26億2千3百万円資金が減少したことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、30億3千7百万円であり、前連結会計年度と比べ82億6千7百万円(73.1%)減少しました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が29億1千2百万円減少したことに加え、関係会社株式の売却により、15億6千万円資金が増加したことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、41億5千8百万円(前連結会計年度は24億9千4百万円の調達)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出で20億6千7百万円、自己株式の取得による支出で14億3千7百万円資金を使用したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02210] S100534W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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