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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZJI

有価証券報告書抜粋 株式会社タツミ 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社の研究開発は、技術部が担当しており、基幹技術の冷間圧造及び転造加工の歩留まりを追及した工法開発、金型開発及び二次加工(切削加工・研削加工等)の高品質・高精度・生産性向上を目的とした工程と専用機の開発を行っております。
また、市場開発に挑戦すべく固有技術を磨き、さまざまな加工技術の研究開発を行っております。

(1) 『冷間圧造用材料摩擦試験機』の開発
当社の主要な加工技術である冷間圧造の分野においては、冷間圧造用鋼線がその素材として広く使用されており、その外周には潤滑の為、潤滑皮膜処理が施されています。この潤滑皮膜の果たす役割は大変重要で、製品の加工性、仕上がり精度、外観のみでなく、金型寿命にも大きな影響を及ぼします。しかしながら、冷間圧造用材料に特化した潤滑皮膜の性能を評価する装置は市販されておらず、皮膜の出来栄えは定量的な評価が出来ず、実際加工を行ってみて評価がなされているという現状でした。
そこで、当社はこの潤滑性能を評価する装置の開発に着手し、実験の結果から皮膜の摩擦抵抗を測定することで定量的な評価が可能であることを見極め、装置化を実現いたしました。今後、この装置を使用して得られたデータと実際の圧造加工における皮膜の違いによる成形性優劣とを比較することで、潤滑皮膜に対するノウハウの蓄積と品質向上へと繋げてまいります。

(2) 『ブレーキ部品の検査装置』の開発
当社は昨年度、対象となるブレーキ部品について、高歩留りと大幅な生産性の向上を追求した圧造による加工方法を開発いたしました。今年度は、該当ブレーキ部品について、開発した製造方法に付随して機能部位に発生する欠陥の有無を高精度且つ高速に検査を行う為の装置を開発したました。今後は新工法での生産開始に合わせ本試験装置の実用稼働が必要になるため、解析技術の見極めを進めてまいります。
本件は「栃木県2014年度ものづくり技術強化助成金」の対象として、事業計画が採択されました。

なお、当事業年度の研究開発費の総額は、76,365千円となっております。
(当社は単一の事業セグメントにより構成されているため、研究開発活動の状況及び研究開発費の金額についてセグメントに関連付けて記すことはしておりません。)

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02230] S1004ZJI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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