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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004ZJI

有価証券報告書抜粋 株式会社タツミ 事業等のリスク (2015年3月期)


対処すべき課題メニュー経営上の重要な契約等


以下において、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる事項を記載しております。
また、当社として必ずしも事業上のリスクとは考えていない事項についても、投資判断上あるいは当社の事業活動を理解する上で重要と考えられる事項については、投資者に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。
当社は、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討した上で行われる必要があります。
なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1) 特定の得意先及び製品について
当社の売上高は、自動車業界向部品のシェアが全体の88.0%を占めており、今後の業界の動向により業績が左右されるとともに、得意先による生産活動の海外シフトの方針によって大きく影響を受ける可能性があります。
得意先別に売上のシェアを見ると、自動車電装品用部品を中心とした㈱ミツバが36.6%、自動車ブレーキ用部品を中心とした曙ブレーキ工業㈱及び日信工業㈱が29.9%となっており、上記3社への依存度が高くなっております。
このため、当社の業績は、上記3社への販売動向によって影響を受ける可能性があります。

(2) 経済動向による影響について
自動車業界における当社の位置づけは、二次部品加工メーカーであります。
一次部品加工メーカー経由で国内を主としてアジア圏、米国圏へも製品を供給しております。
このため、当社の業績は、国内及び諸外国の経済の国際市場が抱えるリスクの影響を受けます。
また、当社の顧客がその製品を販売、提供するいずれかの地域において景気動向が悪化することにより当該製品に対する需要が低下した場合において、当社の業績は、悪影響を受ける可能性があります。

(3) 親会社である㈱ミツバとの関係について
当社の親会社である㈱ミツバ(2015年3月31日現在、当社の発行済株式総数の53.1%を所有)は、傘下に多数の関係会社を擁し輸送用機器関連事業及び情報処理関連事業を主に営んでいるほか、グループ向け及び一般向け建設関連事業、並びにその他事業として主にグループの製品及び一般貨物の運送、保管業を営んでおります。
当社は、㈱ミツバグループの中で輸送用機器関連事業に属する1社として事業展開しております。
当社から㈱ミツバに対する売上高は、当社の36.6%を占めており、依存度が高くなっております。
このため、当社の事業展開は、㈱ミツバの経営戦略等の影響を受ける可能性があります。

(4) 為替の変動リスクについて
為替変動は、当社の外貨建取引から発生する資産及び負債の日本円換算額に影響を与える可能性があります。
また、為替動向は外貨建てで取引されている売上高にも影響を与える可能性があります。
この様な為替リスクを完全にヘッジすることは不可能ですが、影響をより少なくするために、為替予約等のリスクヘッジを実施しております。
しかしながら、短期的な変動による悪影響を最小限に止める努力をしておりますが、中長期的な通貨変動により、計画された販売活動を確実に実行できない場合があるため、急激な為替変動は当社の業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。

(5) 棚卸資産について
当社は、棚卸資産の推定される将来需要及び市場状況に基づく時価の見積額と原価との差額に相当する陳腐化の見積額について、評価損を計上しております。
実際の将来需要または市場状況が当社経営陣の見積りより悪化した場合、追加の評価減が必要となる場合があります。

(6)海外進出について
当社の生産及び販売の一部は、海外市場で行われております。こうした海外市場への事業進出には以下に掲げるようないくつかのリスクが内在しており、当社の業績及び財務状況に少ながらず影響を及ぼす可能性があります。
・予期しない法律又は規制の変更
・不利な税影響
・テロ、戦争、その他の要因による社会的混乱
(7)製品の不具合について
当社は、「原理原則に拘り、不良ゼロを達成し、お客様に信頼される企業になる」を中期経営計画に掲げ、高品質な製品作りに全力で取り組んでおります。しかし、予期せぬ品質不具合の発生が当社の業績及び財務状況に重大な影響を及ぼす可能性があります。
(8)災害等について
当社は、災害等に対しては緊急時の社内体制を整備しておりますが、大規模な地震、風水害等の自然災害が発生した場合、当社の営業活動に著しい支障が生じ、業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。

対処すべき課題経営上の重要な契約等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02230] S1004ZJI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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