株式会社テイン 研究開発活動 (2015年3月期)

研究開発活動の面につきましては、新製品「FLEX A」および「FLEX Z」の開発に注力いたしました。「FLEX A」では世界ラリー選手権をはじめとする国内外の有力チームとのテストにより、従来のウレタンやゴムによるバンプラバーで起こる段差通過時の跳ね返されるような挙動や操縦性の乱れを解消する新機構(H.B.S.)を開発し、トップカテゴリーの技術を量産品にフィードバックいたしました。また「FLEX Z」では「FLEX A」の対極となる低価格製品を実現するため新たに非分解式の新プラットフォームを開発いたしました。これらと並行して「MONO SPORT」のラインアップ拡充にも力を注いでまいりました。
他方、大手自動車メーカーにおいてカー・オブ・ザ・イヤー受賞車両の開発主査を務めた経験もある方を技術顧問として招聘し、開発および生産技術のさらなる強化にも着手いたしました。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は、281百万円であります。