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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10052Q5

有価証券報告書抜粋 株式会社オーバル 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度における世界経済は、米国での財政・金融政策等の推進により景気回復が続きましたが、欧州における景気低迷の長期化や新興国の成長鈍化など本格的な回復には至りませんでした。
わが国経済は、円安による輸入原材料価格の上昇及び消費税率引き上げ等により落ち込むものの、政府の経済政策や日銀の金融緩和策などにより景気は緩やかな回復基調となりました。
このような環境の中で当企業グループは、当連結会計年度を最終年度とする中期経営計画「OVAL PHOENIX PLAN 2015」に掲げた、積極的な研究開発投資、コストダウンの推進、海外システムビジネスの拡大、液化天然ガス(LNG)及び新エネルギー市場への展開等の諸戦略を推進してまいりました。
その結果、当連結会計年度の受注高及び売上高は、前連結会計年度と比べ増加し、業種別、商品別の概況は以下のとおりとなりました。
受注面では、電力・ガス市場は前連結会計年度比11.4%増、化学市場は前連結会計年度比9.6%増、石油市場は前連結会計年度比7.8%増、電気・輸送機械市場は前連結会計年度比2.5%増となりました。一方、輸出はベトナム向けの大口案件の受注がありましたが、前連結会計年度比0.9%減となりました。この結果、全体の受注高は前連結会計年度比11.6%増の13,018百万円となりました。
売上面では、化学市場は前連結会計年度比2.4%増、電気・輸送機械市場は前連結会計年度比2.3%増の一方、石油市場は前連結会計年度比8.2%減、電力・ガス市場は前連結会計年度比10.0%減となりました。また、輸出は前連結会計年度に受注した韓国大手プラントメーカー経由中近東向けの大口案件等の売上により、前連結会計年度比43.7%増となりました。この結果、全体の売上高は前連結会計年度比12.9%増の12,893百万円となりました。
利益面につきましては、当連結会計年度における営業利益は、前連結会計年度比9.9%増の358百万円となりました。経常利益は、為替差益が生じて、前連結会計年度比17.0%増の498百万円となりました。
当期純利益は前連結会計年度比52.1%増の255百万円となりました。
なお、当企業グループは、計測機器事業以外の事業の重要性が乏しいことから、セグメント情報の記載を省略しております。そのためセグメント別の記載に代えて事業部門別で記載しております。
事業部門別の業績は、以下のとおりであります。
(センサ部門)
国内での設備投資の緩やかな回復が続いており、受注高は前連結会計年度比22.1%増の7,584百万円、売上高は前連結会計年度比13.3%増の7,170百万円となりました。
(システム部門)
韓国大手プラントメーカー経由ベトナム向け大口システム案件等を受注したものの、受注高は前連結会計年度比7.0%減の2,912百万円となりました。売上高は前連結会計年度に受注した韓国大手プラントメーカー経由中近東向けの大口案件等の売上があり、前連結会計年度比16.6%増の3,219百万円となりました。
(サービス部門)
顧客からの定期点検などメンテナンス要請は緩やかに増加して、受注高は前連結会計年度比8.9%増の2,504百万円、売上高は前連結会計年度比7.8%増の2,486百万円となりました。
(その他の部門)
オーバルアシスタンス株式会社における手数料収入・賃貸料収入は、受注高・売上高共に前連結会計年度比9.5%減の17百万円となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ210百万円増加し、2,817百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、得られた資金は632百万円(前連結会計年度は582百万円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益487百万円、減価償却費350百万円、賞与引当金の増加額68百万円、退職給付に係る負債の増加額126百万円、仕入債務の増加額598百万円により資金が増加した一方で、売上債権の増加額792百万円、たな卸資産の増加額100百万円、法人税等の支払額181百万円により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は351百万円(前連結会計年度は364百万円の支出)となりました。これは主に、定期預金の払戻による収入253百万円により資金が増加した一方で、定期預金の預入による支出333百万円、有形固定資産の取得による支出207百万円、子会社株式の取得による支出20百万円、無形固定資産の取得による支出16百万円により資金が減少したことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は187百万円(前連結会計年度は229百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増加額90百万円、長期借入れによる収入200百万円により資金が増加した一方で、長期借入金の返済による支出235百万円、リース債務の返済による支出47百万円、配当金の支払額190百万円により資金が減少したことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02270] S10052Q5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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