有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005AW8
日本精鉱株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、顧客の立場に立ち、そのニーズに合致した製品とサービスを提供するために、グループ会社との技術・営業両面で交流及び相互情報交換を有効に活用し、相乗効果による技術力の向上を図っております。
新規商品、新規製品への市場開拓については、これまで取り組んできたグループ会社及び大学との産学連携の中で、新たな商品開発の為の基礎研究及び新規技術の開発を国内外にて進めております。
なお、当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は69,028千円であります。
[アンチモン事業]
(1)低品位原料を用いた高品質製品製造フローの確立
原料の産地・品質に依存せず、高品質の製品を生産する製造方法により更なる製品コストの削減を目指しております。
生産工程におけるソフト・ハードの両面からの見直しを推進しており、この製法の確立により原料面からのチャイナリスクとなっているアンチモン製品の安定供給性化につきましても強化を図ってまいります。
(2)自動車向け固体潤滑剤の開発
自動車ブレーキパッド向け固体潤滑剤に用いらている三硫化アンチモンに代わる固体潤滑剤の開発を、海外複数の研究機関と共に進めております。また、現在生産販売している自動車ブレーキパッド向け三硫化アンチモンについても製品仕様の多様化を進めています。
(3)三酸化アンチモンを低減した低コスト難燃剤のさらなる品質改良
三酸化アンチモンの一部を天然物質に置き換えた低コスト型難燃剤の詳しい難燃機構の解明を大学と連携して行い、更なる改良品を開発し、幅広いユーザーに貢献できる事を目指しております。
(4)アンチモン酸ソーダ派生の五酸化アンチモンの開発
エンプラ用の高耐熱性難燃助剤として、アンチモン酸ソーダを品質改善した製品の商品化を進めております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は33,713千円であります。
[金属粉末事業]
(1)粉末の微細化への取組み(電子部品向け銅系製品)
主につくば工場において、熔解・乾燥・分級の各工程における工程作業・条件及び設備の見直しにより、熔解工程直後の粉末に含まれる微細粉分布率の向上と熔解工程以後の微細粉の確実な回収の2つの観点から進めています。
熔解工程においては水圧によるコントロール、乾燥工程においては条件及び新たな機器の導入、分級工程においては新たに導入した機器の条件出しにより、銅系製品については物理的な微細化は一定の成果を収めることが出来ました。しかしながら、従来品と粉体特性が異なることから、お客様へは新規製品としての提案が必要となっております。
(2)磁気特性の自主測定(軟磁性材向け鉄系合金)
軟磁性材向け鉄系合金には従来の粉体特性に関する測定では把握出来ない、磁気特性が粉末の重要な品質となっております。磁気特性はお客様の最終用途や測定方法により、測定値及び求められる基準が異なりますが、常にお客様の視点に立ったモノづくりのため、磁気特性の自主測定体制を整えます。
なお、当連結会計年度における研究開発費は35,315千円であります。
新規商品、新規製品への市場開拓については、これまで取り組んできたグループ会社及び大学との産学連携の中で、新たな商品開発の為の基礎研究及び新規技術の開発を国内外にて進めております。
なお、当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は69,028千円であります。
[アンチモン事業]
(1)低品位原料を用いた高品質製品製造フローの確立
原料の産地・品質に依存せず、高品質の製品を生産する製造方法により更なる製品コストの削減を目指しております。
生産工程におけるソフト・ハードの両面からの見直しを推進しており、この製法の確立により原料面からのチャイナリスクとなっているアンチモン製品の安定供給性化につきましても強化を図ってまいります。
(2)自動車向け固体潤滑剤の開発
自動車ブレーキパッド向け固体潤滑剤に用いらている三硫化アンチモンに代わる固体潤滑剤の開発を、海外複数の研究機関と共に進めております。また、現在生産販売している自動車ブレーキパッド向け三硫化アンチモンについても製品仕様の多様化を進めています。
(3)三酸化アンチモンを低減した低コスト難燃剤のさらなる品質改良
三酸化アンチモンの一部を天然物質に置き換えた低コスト型難燃剤の詳しい難燃機構の解明を大学と連携して行い、更なる改良品を開発し、幅広いユーザーに貢献できる事を目指しております。
(4)アンチモン酸ソーダ派生の五酸化アンチモンの開発
エンプラ用の高耐熱性難燃助剤として、アンチモン酸ソーダを品質改善した製品の商品化を進めております。
なお、当連結会計年度における研究開発費は33,713千円であります。
[金属粉末事業]
(1)粉末の微細化への取組み(電子部品向け銅系製品)
主につくば工場において、熔解・乾燥・分級の各工程における工程作業・条件及び設備の見直しにより、熔解工程直後の粉末に含まれる微細粉分布率の向上と熔解工程以後の微細粉の確実な回収の2つの観点から進めています。
熔解工程においては水圧によるコントロール、乾燥工程においては条件及び新たな機器の導入、分級工程においては新たに導入した機器の条件出しにより、銅系製品については物理的な微細化は一定の成果を収めることが出来ました。しかしながら、従来品と粉体特性が異なることから、お客様へは新規製品としての提案が必要となっております。
(2)磁気特性の自主測定(軟磁性材向け鉄系合金)
軟磁性材向け鉄系合金には従来の粉体特性に関する測定では把握出来ない、磁気特性が粉末の重要な品質となっております。磁気特性はお客様の最終用途や測定方法により、測定値及び求められる基準が異なりますが、常にお客様の視点に立ったモノづくりのため、磁気特性の自主測定体制を整えます。
なお、当連結会計年度における研究開発費は35,315千円であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00026] S1005AW8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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