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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004D3M

有価証券報告書抜粋 キヤノン電子株式会社 研究開発活動 (2014年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループは競争が激化する厳しい市場環境に対応するため、現行事業の更なる拡大と、新規事業の創出を図るべく新製品開発活動を行っております。
当連結会計年度において、一般管理費に計上している研究開発費は36億65百万円であります。
セグメントごとの研究開発活動状況は次のとおりであります。
(1)コンポーネント
コンパクトデジカメ市場の縮小が続く中、カメラメーカー各社は高級機へのシフトを進め、量から質への転換を図っている中で、的確にニーズの変化をとらえ、大口径で高速駆動シャッタを開発し、シェアの拡大に取り組みました。一方、一昨年まで高成長を続けてきたレンズ交換式カメラ市場にも陰りが生じ、ここ2年間はマイナス成長が続いています。カメラメーカー各社が差別化を進める中、多様化するニーズを早く正確に把握し、製品化することで売上拡大に努めました。又、民生用ビデオカメラ向け絞りユニットで培ってきたノウハウを業務用ビデオや監視カメラに転用し、新たな市場開拓を進めています。
このような研究開発活動の結果、当セグメントにおける研究開発費の金額は3億95百万円となりました。
(2)電子情報機器
ドキュメントスキャナーにおいては、市場における業務形態の変革、及び、モバイル端末の普及によるドキュメントキャプチャーの分散化、モバイル端末化の動向を捉え、低価格機のラインアップ充実による拡販に注力しています。当連結会計年度は、従来からのモバイルモデル「P-208」,「P-215」に同梱しているスキャンソフトCaptureOnTouchを一新し、よりユーザーの操作性を向上させ、「P-208Ⅱ」,「P-215Ⅱ」を市場投入しました。また、スキャン画像を無線で送信可能とするWi-Fi搭載機「DR-C225W」をリリース、加えて、新興国向け低価格フラットベッド機「DR-F120」を発売し、業務系スキャナーとしては、従来機のスピードアップを実現した「DR-M160Ⅱ」、A3対応コンパクトスキャナー「DR-M1060」をリリースするなど、積極的に新製品を市場投入しシェアアップを図りました。
ハンディターミナルにおいては、プリンター別体型PDAタイプの新製品「プレアGT-3」を開発しリリースしました。電気・ガス・水道のメーター検針や、自動販売機の飲料詰め替えなど、屋外業務の使用に対応し、雨・風・砂埃といった厳しい環境でも安心して使用していただけるように、高い耐久性・堅牢性を実現しました。粉塵や水滴の侵入にも強く、高さ1.5mからの落下衝撃にも耐えられる仕様になっています。さらに、3Gデータ通信機能搭載モデルをラインアップし、多様な屋外業務のニーズを素早く捉え、今後も当社が得意としてきた飲料・金融業界、検針業務での販売拡大を図ります。
このような研究開発活動の結果、当セグメントにおける研究開発費の金額は17億11百万円となりました。
また、各セグメントに配分できない基礎研究に係る研究開発費の金額は15億28百万円となりました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02301] S1004D3M)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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