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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005836

有価証券報告書抜粋 フクダ電子株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの主力製品は、心臓や血管、肺などの呼吸・循環器系疾患の検査・診断及び治療等に使用される機器であります。
その中で研究開発活動の中心は、創業以来、研究開発を積み重ねてきた心電計を中核とする心電図関連機器をはじめ、各種生体情報モニタ、超音波診断装置、除細動器、さらに酸素濃縮器などがあります。また、これらの機器とともに使用される生体電極、センサ類も重要な製品であります。
当社グループの研究開発活動は、従来より「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」との経営理念に沿って、また、「ユーザーニーズへの適合」を常に念頭において取組んでまいりました。今後は一層その理念の追求に努めます。更に、顧客満足度の限りない向上と“医療と健康をつなぐテクノロジー”を旗印に掲げ、研究開発体制の体質改善を図り、新技術の確立とタイムリーな新製品の市場投入に努め、経営基盤のさらなる強化につなげていく所存です。
なお、当連結会計年度の研究開発費は41億48百万円(売上高の3.8%)で、主要な内訳は次のとおりです。
生体検査装置部門 19億55百万円
生体情報モニタ部門 11億79百万円
治療装置部門 10億14百万円

開発成果として、生体検査装置部門ではラップトップ型心電計を発売しました。不整脈診断や虚血診断が可能である他、大型画面を用いたフリーズ機能により、大事な不整脈波形を逃さずに記録することが出来ます。また、LP/TWA計測を可能とする1ms記録対応のデジタルホルタ記録器や、従来機種よりも更に小型、軽量化した睡眠評価装置も発売しました。この睡眠評価装置は、非侵襲的胸腔内圧測定を目的とした緑色脈波センサを搭載しています。更に超音波診断装置においては、肥満患者でも良好な画像を得られる広帯域セクタプローブを発売しました。
生体情報モニタ部門では、モニタに接続する携帯型血圧計を発売しました。エアホースのないカフ一体構造に加えて、無線通信を行うことで新しいNIBP測定スタイルを実現しました。また、心電図2ch・呼吸・SpO2を送信可能で防水機能を備えたテレメータ送信機や、心電図2ch・呼吸を送信可能で小型防水タイプのテレメータ送信機を発売しました。
治療装置部門では、酸素濃縮器とのデータ連携が可能なパルスオキシメータを発売しました。加速度センサを搭載したことで、活動量や歩数を把握できます。また、初期通過性能と再通過性能に優れた高耐圧バルーンカテーテルを発売しました。
消耗品等部門では、ケーブル揺れによるノイズに強く、皮膚刺激が少ない自社製ゲル電極を発売しました。
研究分野においては、生体検査装置部門、生体情報モニタ部門、治療装置部門、消耗品等部門のいずれにおいても、担当分野の基礎研究、要素技術開発に取組んでおり、今後の更なる新製品開発の基盤作りに努めております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02304] S1005836)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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