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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004TVI

有価証券報告書抜粋 川澄化学工業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおいては、血管内治療分野及び血液浄化分野を成長分野と位置づけ、積極的に研究開発活動を行うとともに、血液及び透析の基盤事業においても、さらなる安全性、利便性の向上を目指し研究開発活動に取り組んでおります。また、社外の研究機関等との連携による医療ニーズとシーズのマッチングにも積極的に取り組んでおり、血液浄化分野に置いては、東九州メディカルバレー構想の一環として、2011年11月より大分大学に寄付講座「臨床医工学講座」を開設し、動物実験等の基礎研究及び臨床研究を行ってまいりました。
血液浄化分野の製品としては、新しいタイプの膜型血漿分離器(販売名:エバキュアープラス)の製造承認を得て、今後積極的に販売を行ってゆく予定です。
血管内治療分野においては、胸部大動脈瘤用ステントグラフトシステム(販売名:Najuta)の次世代モデルの開発を加速し、周辺機器の開発含め海外でも販売できる製品の開発に注力しております。また、循環器系の血管処置用カテーテルの開発にも注力し、新規分野の開拓を狙っております。
製品開発に限らず、医療機器の表面改質技術として取り組んでおりますフッ素化ダイヤモンドライクカーボン(FDLC)のコーティング技術の研究では、医学、工学系外部研究機関と共同で生産条件安定化の技術開発を継続して実施しており、金属表面のみに限らず幅広く応用展開できるよう研究を継続しております。

当連結会計年度末における研究開発スタッフは、62名となりました。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費の総額は10億59百万円であり、これは各事業部門に配賦できない基礎研究費用2億78百万円を含んでおります。

当連結会計年度におけるセグメント別の研究成果及び研究開発費は次のとおりです。

(血液及び血管内関連)
血管内関連製品としては主に胸部大動脈瘤用ステントグラフトの次世代モデルの開発に注力しており、その他、末梢や脳血管領域で使用されるカテーテル類の開発検討を行っております。
血液分野では、海外市場で急速に伸びつつある白血球除去血液製剤に対応すべく、フィルター付き血液バッグの海外向け製品の開発も行っております。
当事業部門における研究開発費は5億59百万円であります。

(体外循環関連)
透析用血液回路用ニードルレスアクセスポートなどの機能部品の改良開発を顧客ニーズに合わせて随時行っております。また、血液浄化分野では、新しいタイプの膜型血漿分離器に続く新規製品の開発を行っております。
当事業部門における研究開発費は、2億21百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02310] S1004TVI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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