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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100558O

有価証券報告書抜粋 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

(1) 財政状態の分析
当事業年度末において、総資産は8,853,186千円(前期と比べ5,620,515千円増加)、負債は456,070千円(前期と比べ613,207千円減少)、純資産は8,397,115千円(前期と比べ6,233,722千円増加)となっており、有利子負債は26,644千円(前期と比べ535,447千円減少)となっております。
当事業年度における資産、負債及び純資産の状態に関する分析は以下のとおりであります。
(流動資産)
当事業年度末における流動資産の残高は6,672,991千円となり、前事業年度末から4,759,098千円増加いたしました。この主な要因は、富士フイルム株式会社の新株予約権行使により現金及び預金の残高が増加したことによるものであります。
(固定資産)
当事業年度末における固定資産の残高は2,155,765千円となり、前事業年度末から837,960千円増加いたしました。この主な要因は、生産設備増設の投資により建設仮勘定が増加したこと等によるものであります。
(流動負債)
当事業年度末における流動負債の残高は346,162千円となり、前事業年度末から195,278千円減少いたしました。この主な要因は、借入金を繰上返済したことによるものであります。
(固定負債)
当事業年度末における固定負債の残高は109,907千円となり、前事業年度末から417,928千円減少いたしました。この主な要因は、借入金を繰上返済したことによるものであります。
(純資産)
当事業年度末における純資産の残高は8,397,115千円となり、前事業年度末から6,233,722千円増加いたしました。この主な要因は、富士フイルム株式会社の新株予約権行使により、資本金及び資本準備金が増加したこと等によるものであります。

(2) 経営成績の分析
当社は、再生医療製品事業と研究開発支援事業を行っております。再生医療製品事業については、自家培養表皮ジェイスにおいて主要な医療機関への販売促進に努めると同時に、重症熱傷治療におけるジェイスのより有用な使用方法について学会等を通じて啓蒙活動を行いました。これにより自家培養表皮による治療が医療現場において浸透してきました。自家培養軟骨ジャックは、2013年4月より保険収載され、これに関し「施設基準」や「実施医基準」等の留意事項が付与されているため、当社は医療機関及び実施医への研修を積極的に進めました。自家培養角膜上皮は株式会社ニデックから受託開発収入を受けており、研究開発を進めました。研究開発支援事業については、研究用ヒト培養組織ラボサイトシリーズの販売促進を積極的に進めました。
こうした結果、当事業年度における売上高は、富士フイルム株式会社からの受託開発収入の発生等により、1,321,495千円(前期比31.1%増)となりましたが、人員補強による人件費の増加及びジャックの販売促進活動費用の増加等により営業損失は913,098千円(前期は1,025,433千円の営業損失)となりました。これに研究開発助成金の増加等で経常損失は686,687千円(前期は823,997千円の経常損失)となり、当期純損失は690,527千円(前期は827,837千円の当期純損失)となりました。
経営成績は上記のとおりであり、継続的な営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスとなっておりますが、ジェイス及びジャックを中心とした売上高の増加を図り、営業キャッシュ・フローを改善していくよう努めてまいります。

(3) キャッシュ・フローの分析
キャッシュ・フローの分析については、第2「事業の状況」1「業績等の概要」(2)キャッシュ・フローの状況をご参照ください。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02357] S100558O)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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