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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004FRL

有価証券報告書抜粋 セーラー万年筆株式会社 業績等の概要 (2014年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策・金融政策などの影響により、企業収益の改善や雇用環境の好転がみられるなど緩やかな回復傾向で推移いたしました。しかしながら、消費税率引き上げの影響や、中国をはじめとする新興国経済の減速懸念、国際情勢の緊迫化、夏場の天候不順など、先行きの不透明さは払拭できず、個人消費や企業の設備投資は慎重な状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、積極的な販売施策を推し進め収益の確保を目指してまいりました結果、当連結会計年度の売上高は61億7千2百万円(前年同期比11.7%増)と増加したものの、原材料費の高騰や出荷価格の下落、中国子会社の業績不振などの影響により、営業損失9千1百万円(前年同期営業損失2億8千7百万円)となりました。経常損益につきましては、株式交付費1億8百万円の計上があったことなどから経常損失2億3千8百万円(前年同期経常損失3億1千1百万円)、また、中国子会社の撤退に伴う事業整理損2千9百万円及び投資有価証券評価損2千万円などを計上した結果、当期純損失2億9百万円(前年同期純損失3億5千9百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(文具事業)
国内個人消費につきましては、年末に発売した余分な筆圧を吸収する新機能ボールペン「G-FREE」やふでペン新製品の「ふで和み」などが好評でしたが、万年筆、複合筆記具などの中高級品について夏場の需要減の影響をカバーするまでには至らず、売上高42億2千2百万円(前年同期比2.8%増)、営業損失3千万円(前年同期営業損失6千3百万円)となりました。
(ロボット機器事業)
今期のロボット機器事業は、中国をはじめとする新興国経済停滞や消費税率引き上げによる駆け込み受注の反動から夏場の受注が停滞したため、第3四半期まで国内設備投資は低調なまま推移いたしましたが、年末にかけて受注は国内、海外ともに急回復し、売上高は19億4千9百万円(前年同期比37.4%増)となりました。しかしながら損益につきましては、中国子会社の業績不振等により、営業損失6千万円(前年同期営業損失2億2千3百万円)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べて9億4千8百万円増加し、16億6千2百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは2億6千5百万円の支出(前年同期9千6百万円の支出)となりました。主な増加要因は、株式交付費1億8百万円、仕入債務の増加額9千4百万円等で、主な減少要因は、税金等調整前当期純損失1億7千8百万円、投資有価証券売却益9千3百万円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは7千1百万円の収入(前年同期は6百万円の収入)となりました。主な増加要因としては、投資有価証券売却による収入1億7千5百万円などであります。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出5千9百万円、差入保証金の差入による支出3千2百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは11億2千2百万円の収入(前年同期は3億4千9百万円の収入)となりました。主な増加要因としては、株式の発行による収入16億4千8百万円などであります。主な減少要因は、短期及び長期借入金の返済4億1千5百万円などであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02365] S1004FRL)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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