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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004DRY

有価証券報告書抜粋 株式会社イトーキ 研究開発活動 (2014年12月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループでは、新たな価値を提供する活動を継続・促進するため、研究開発活動に取り組んでおります。
基礎研究としては、近未来のオフィスのあるべき姿を創出する活動を行っており、次世代ICT先端技術である「人工知能」を活用した、近未来オフィス環境でのユーザー知識創造支援システム等の研究を行っております。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は14億32百万円であります。
[オフィス関連事業]
オフィスにおける課題解決手段として、煩雑な会議室予約がタッチパネルで簡単に操作でき、利用状況を見える化することにより有効活用を促進する会議室予約システムを昨年開発いたしましたが、これに加え、創造的な遠隔地間を結んでのコラボレーション会議に有効なテーブル型web会議システムの販売を開始しております。
また、当社が半世紀以上にわたり取り組んできた、紙文書ファイリングのコンサルティング活動で培った経験と実績をもとに、紙文書と電子文書をトータルにドキュメント管理するシステムとして、「プロジェクト・ファイリング・システム」を開発し、クラウド環境でサービス提供を開始しております。
オフィス家具の新製品としては、スタンダードクラスのワークステーションシステムとして「アクティブフィールド」を開発いたしました。「アクティブフィールド」のコンセプトは‘可動性’。多種多様なワークシーンにフレキシブルに対応できるよう、統一化されたモデュールとバリエーション豊富なラインナップで効率的にオフィスレイアウトができるグループテーブルタイプのワークステーションです。さらに、事務用チェアでは、スタンダードクラスの主力機種「トルテRチェア」で好評のデュアルモーションロッキング機能を搭載したスタイリッシュコンパクト「nona/ノナ」チェアを開発し、ラインナップを充実させました。nonaチェアは、腰や背はしっかりフィットし、肩や腕はフリーなやさしいフォルムで、限られたスペースにもすっきり収められるコンパクト設計のメッシュチェアです。2色のフレームカラーと8色のメッシュカラーの豊富なバリエーションで多彩なオフィス環境にフィットします。
また、新しい働き方への対応といたしましては、収納スペースを利用したコミュニケーションの新しいかたち‘マグネットスポット’を創り出していく新たな提案「FIKA/フィーカ」を開発いたしました。FIKAとはスウェーデンの言葉でコーヒーブレイクのことです。既存の収納家具を活用できるので場所もとらず、木目の美しさによるリビング空間のようなくつろぎの演出とコミュニケーションの活性化を実現いたします。
なお、研究開発費の額は8億4百万円であります。
[設備機器関連事業]
建材分野においては、大手設計事務所と協業で開発した「高耐震間仕切G」を一昨年末発売し、今後発生が予測される大地震に際しても、人命を護り、事業継続を可能にする耐震性能を有するスチールパーティションとして提案しておりますが、これまでの全面スチールパネルのみであったラインナップに加え、会議室やサーバールームなどへも提案できる「ガラスパネル」や「ランマオープンパネル」など、一般的なオフィスで求められるスタイルのバリエーションを2次開発いたしました。また、耐震性を有さない在来天井の揺れを大幅に抑え、部分的に脱落防止させるというコンセプトの「天井制震間仕切」について製品化を目指し開発しております。
物流設備機器分野においては、昨年発売したフリックアクション方式の電動移動棚「システマオートラックAn型」に、高機能運用を可能にするタッチモニターや安全性を向上する通路内エリアセンサーなど14種類のオプションを追加いたしました。なかでも総輪免震台車は、棚の倒壊と通路の閉塞の両方を抑制することができる当社独自の免震方式で、システマオートラックAn型の売上拡大に貢献することが期待できます。
さらに、地域金融機関の小規模店舗のトレンドである金庫室レス店舗においてフィジカルセキュリティを実現する壁面収納の「金融機関向けセキュアシンライン」を開発いたしました。金融機関から要望が多い耐火型収納庫では大容量2時間耐火のH1800シリーズや、個別施錠に対応した3段引出しを追加し、管理アプリケーションも帳票印刷など金融機関の運用に特化した機能を強化して安心と安全をご提供いたします。
なお、研究開発費の額は5億54百万円であります。

[その他]
学習家具分野においては、整理収納アドバイザーからの意見を参考に、文具類の収納・A4ファイル類の収納などについて工夫を凝らした新機能を搭載した学習デスクを開発いたしました。また、北欧イメージの学習デスク「ポルク」、「カモミール」シリーズの最上位品種「カモミールラグジュアリー」、イトーキが日本で初めて販売した学習デスクを現代の価値に合うようにリデザインした「1962」シリーズなどを新たに発売いたしました。
ホーム家具分野においては、書斎デスクを3シリーズ(「ズーイー」「トレフ書斎」「ウッドマスター」)発売いたしました。書斎チェアでは、牛革、PVC、メッシュなどの素材の特長を活かしたシンプルデザインの「シティオ」を6タイプ発売いたしました。また「カモミール」シリーズのダイニングテーブルとチェア、小規模事務所向けのフリーアドレス対応デスク「XTデスク」シリーズもそれぞれ発売いたしました。
なお、研究開発費の額は72百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02371] S1004DRY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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