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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YKD

有価証券報告書抜粋 エムケー精工株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当期は円安株高が継続し、大手や輸出関連を中心に景気の回復傾向が続いていたものの、依然として個人消費の低迷、市場における厳しい価格競争、原材料やエネルギー価格の変動に晒されました。このような社会状況の中で、市場の変化、技術の変化を感度良く取り入れ、環境問題に配慮した研究開発の実践が求められています。当期も引き続き「フュージョン・テクノロジーで未来へ」を合い言葉に、「メカトロニクス技術」と「情報通信・処理技術」をコアテクノロジーとした高付加価値商品の研究開発を基本方針として、研究開発活動を次のとおり進めてまいりました。
(オート機器事業)
門型洗車機では、フルサービスSS向け最上位機種「ジーフォーⅡ」、「ジーフォーⅡ VS」と車形センサ搭載普及型機のモデルチェンジを行い、安全性及び洗浄性能の向上と共に搭載可能オプションの充実を図りました。また、好評をいただいているガラス系新コート剤の搭載可能機ラインアップを充実し、更なる性能向上に加え工程短縮による処理台数増を可能としました。さらに、既存の洗車機を利用できる簡便なガラス系コート剤手掛けシステムの開発を行いました。
自動車整備機器では、エアコンガスクリーニング充填機の新モデルとして、EU先行で規制強化が進み日本も追従して実用化が決まった低環境負荷(温室効果抑制)の新冷媒ガス対応機の開発を行いました。また、消防法に適合しSSにも設置可能とした大型トラック用セルフ式スプレー洗車機及びオーナーとユーザーの使いやすさを追求したコイン洗車場向けスプレー洗車機のモデルチェンジを行いました。
(情報機器事業)
公官需向けでは、交通情報提供機器及び関連技術の開発を継続し、新興国に向けた道路情報板の開発を行いました。
民需向けでは、前期に引き続いて店舗向け表示機の開発を行い、機能充実に加えてコストダウンを図りました。さらには、コストパフォーマンスに優れた高精細フルカラー表示システムと、曲面への設置が可能で内装用に適する軽量可とう型表示機の開発を行い高い評価をいただきました。工事関連、道路維持管理向けには、安全性を重視した表示機昇降装置と車載式表示機の開発を行いました。さらに、LED表示機以外の新規商材として、各種用途に適用する非常用電源装置と周辺機器の開発を行いました。
(生活機器事業)
農家向け商材では、2レバー方式で1合及び2合計量を可能にした保冷米びつのモデルチェンジを行いました。また、低温貯蔵庫については、こだわりの玄米貯蔵「雪蔵(ゆきぐら)」コース、2色から選択できる化粧鋼板、バックライト付き液晶画面の操作部採用等により、商品力を大きく向上した新モデルの開発を行いました。
新たなカテゴリーでは、ペット関連商材として、ドライヤーがセットできて両手でペットをケアする際に便利な折り畳み式のグルーミングテーブル、ドッグサークルの上部空間を利用したブリッジラックやその他商材について開発を行い、「Cupet(キューペット)」の新ブランドを立ち上げました。
(住設機器事業)
主力の木アルミ複合断熱建具では、学校をターゲットにした木アルミ複合引違窓の新規開発を行い、意匠のスリム化とコストダウンを図りました。さらに、木をアルミ部材に取り付け易くし、現場での取り替えメンテナンスを可能にしました。継続して欄間付き仕様の開発を行っています。
また反射板式消音装置ノイズバスターシリーズのルーバーについて、数種類のパターンに応じた性能試験を実施し、設計士へ提案し易くしました。
なお、当連結会計年度の研究開発費は、オート機器事業5億2千6百万円、情報機器事業1億4千1百万円、生活機器事業1億4千7百万円、住設機器事業1千2百万円、総額8億2千8百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02409] S1004YKD)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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