有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004VVS
株式会社カプコン 研究開発活動 (2015年3月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループ(当社および連結子会社)は、コンピュータを介した「遊文化」をクリエイトすることにより、社会の安定発展に寄与し、「遊びの社会性」を高めるハイテク企業を志向しております。そのため、時代の変化や価値観の変化を先取りし、市場のニーズに合った新商品を開発することが当社の根幹事業であると認識し、研究開発に重点をおいております。
研究開発活動は、デジタルコンテンツ事業およびアミューズメント機器事業で行っており、当連結会計年度末現在の研究開発要員は1,902名、従業員の71%になっております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発投資額は、253億1百万円(消費税等抜き)で、売上比39.4%であります。なお、研究開発投資額にはコンテンツ部分の金額を含めて記載しております。一般管理費に含まれる研究開発費は8億23百万円で、売上比1.3%であります。
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) デジタルコンテンツ事業
当事業における当社グループのゲームソフト開発・市場投入実績は以下のとおりです。まず、2014年の目玉タイトルであるモンスターハンターシリーズの新作「モンスターハンター 4G」(Newニンテンドー3DS・ニンテンドー3DS用)を開発し、安定した人気に支えられ好評を博しました。他にもニンテンドー3DSタイトルとしましては、逆転裁判シリーズ原点の作品をリメイクした「逆転裁判123 成歩堂セレクション」や、カスタム武装アクション「ガイストクラッシャーゴッド」を開発いたしました。
マルチプラットフォームタイトルとしましては、シリーズ原点回帰を銘打ったバイオハザードシリーズの最新作「バイオハザード リベレーションズ2」(プレイステーション 4、プレイステーション 3、Xbox One、Xbox 360、パソコン用)、シリーズ第1作目のリメイク「バイオハザード HDリマスター」(プレイステーション 4、プレイステーション 3、Xbox One、Xbox 360、パソコン用)を開発いたしました。他にも、人気対戦格闘ゲーム、ストリートファイターシリーズの新作「ウルトラストリートファイターⅣ」(プレイステーション 3、Xbox 360、パソコン用)を開発いたしました。
モバイルコンテンツにおきましては「モンスターハンターポータブル2nd G for iOS」を開発し、サービスを開始いたしました。
日本国内オンラインゲーム市場向けにつきましては、運営サービスを行っております「モンスターハンター フロンティア G」(パソコン、Xbox 360、プレイステーション 3、Wii U用)における追加コンテンツの継続開発を行い、投入いたしましたほか、新たにプレイステーション VITAでのサービスを開始いたしました。また、ブラウザゲーム「鬼武者Soul」「百年戦記ユーロヒストリア」の追加コンテンツの開発を行い、投入いたしました。そのほか、新規にブラウザゲーム「モンスターハンター メゼポルタ開拓記」を開発し、DMM.comにてサービスを開始いたしましたところ、同サイトのオンラインゲーム人気ランキング1位を獲得するなど反響を呼びました。海外オンラインゲーム市場向けにつきましては、台湾においてパソコン用の「モンスターハンター フロンティア G」の開発を行い、新たにサービスを開始いたしました。また、台湾においてブラウザゲーム「鬼武者Soul(繁体中文版)」の追加コンテンツの継続開発に加え、中国市場向けに「鬼武者Soul(簡体中文版)」の開発を行いました。
ソーシャルゲーム市場向けにつきましては、GREEプラットホームではGrani社との共同開発を行いました「モンスターハンター ロア オブ カード」、Mobageプラットホームでは「みんなと バイオハザードクランマスター」等における追加コンテンツの継続開発を行い、投下いたしました。日本国内スマートフォン向けアプリにおきましては「ストリートファイター パズルスピリッツ」、「ストリートファイター バトルコンビネーション」といったストリートファイターシリーズのタイトルを開発し、新たにサービスを開始いたしましたほか、「モンハン 大狩猟クエスト」や「モンハン いつでもアイルーライフ」といったモンスターハンターシリーズのタイトルにおける追加コンテンツの継続開発を行い、投下いたしました。そのほか、海外スマートフォン向け市場につきましては、台湾において「モンハン 大狩猟クエスト」を開発し、サービスを開始いたしました。また、韓国においてNEXON KOREA社と「STREET FIGHTER Ⅳ ARENA」を共同開発いたしました。
当事業に係る研究開発投資額は220億78百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は7億60百万円であります。
(2) アミューズメント機器事業
PS開発部門の遊技機筐体事業におきましては、パチスロ遊技機「戦国BASARA3」を開発いたしました。コンシューマゲームさながらにキャラクター性豊かな戦国武将の多彩な演出シーンを映像で再現し、ゲームユーザーはもちろんのこと幅広いスロットユーザーの方に迫力と興奮のスロット機を存分にお楽しみいただけます。
業務用機器販売事業につきましては、当社ブラウザゲームをIPとした6人用メダルゲーム機「鬼武者Soulカードラッシュ」を開発し、販売いたしました。
当事業に係る研究開発投資額は32億23百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は62百万円であります。
事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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