有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100516T
ヨネックス株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、「独創の技術と最高の製品で世界に貢献する」との経営理念に基づき、常にお客様のニーズに対応しつつ、研究開発活動を行っております。
現在の研究開発活動は、スポーツ用品事業で行っており、提出会社の本社製品開発部・ウェア開発部、新潟生産本部技術開発第一部・第二部及び東京工場技術開発部を中心にして協力提携しながら、新製品、新商品及び新技術の開発を推進しております。
なお、スポーツ施設事業では、研究開発活動は行っておりません。
当連結会計年度における研究開発費の総額は12億4百万円であり、スポーツ用品事業の主な成果は次のとおりであります。
(1)トライボルテージシステムを進化し、スピード性能を向上させたバドミントンラケットの開発
(品名:VOLTRIC 80 E-tune)
フレームの3点に重量配分をする事でパワーを生む「トライボルテージシステム」に、新たにナイロンとの結合力を高める素材「T-アンカー」を配合した樹脂製の連続グロメットを配置し復元性を高めトランポリン効果を生み出した。フレームには新素材「ナノメトリック」を駆使する事で反発性能を高めるとともに、アクセサリー重量パーツでプレーヤーの好みのスピード、バランスにカスタマイズできる「エナジー・チューニング(E-tune)」構造(特許出願中)を実現したバドミントンラケットを開発、発売。
(2)「エアロ・フィン・テクノロジー」でサーブスピードアップを実現したテニスラケットの開発
(品名:VCORE Tour F)
長岡技術科学大学との共同開発により、フレームトップ内側を隆起させた新形状「エアロ・フィン・テクノロジー」(特許出願中)を採用。スウィング時にフレーム、グロメット、ストリングが受ける空気の流れをフィンが整えて後方へ流すことで空気抵抗を14%低減(当社調べ)し、サービスのスピードが従来比6%アップ(当社調べ)したテニスラケットを開発、発売。
(3)ソフトテニス業界初、シングルス追求モデルラケットの開発(品名:GSR-9)
シングルスに求められる低く深いスライスとネット際のツイスト性能に着目し、スライスに多用するフレーム下部のスイートエリアを広げた「デルタフレーム」とフレーム断面形状を新たな「エアスラッシュフォルム」とすることでスウィングスピードを向上させた。「Genesis of Singles Racquet
(シングルスラケットの起源)」と名付けた業界初のシングルス追求ラケットを開発、発売。
(4)「同心円ウエイトシステム」で振り心地が変わらず飛距離アップするゴルフクラブの開発
(品名:EZONE Tri-G)
脱着可能や移動式のウエイトをヘッドソール部に採用することで、ヘッドの重心位置を調節できるゴルフクラブが主流となっているが、調節により振り心地が変わってしまうデメリットがあるため、シャフト軸を起点に同心円状に配した3ヶ所のウエイト調整により重量配分を変えることで「重心距離」を変えずに「重心深さ」を変える「同心円ウエイトシステム」搭載により、最適なスピン量と同じ振り心地で飛距離をアップするゴルフクラブを開発、発売。
(5)世界初の浸透技術「SIF製法」を駆使したテニスストリングの開発
(品名:PolyTour SPIN G)
従来の製法では打球のたびにコーティングが剥がれ、性能が落ちる問題をストリングの内部にまでシリコンオイルをナノレベルで浸透させることで潤滑性能を向上させた「SIF(Silicone oil Infused Filament)製法※」を採用。打球時にストリングが大きく動いて、素早く復元する“スナップバック”性能の増大と、スピン効果に実績のある5角形断面形状によりスピンが掛かりやすいポリエステルテニスストリングを開発、発売。
※「SIF製法」はナノダックス㈱協力のもと開発。
(6)足の甲部にかかる圧力を分散させ快適なフィット感のテニス・バドミントンシューズの開発
(構造名:フレクションアッパー)
足圧分析により、足全体に均一に近い状態で圧力がかかる最適なシューズのハトメ部(靴ひもを通す穴)の位置・計上を割り出し、ハトメ部を湾曲させ、内外を非対称にした新設計「フレクションアッパー」を採用。シューズの表面の内側と外側で異なる素材を使用することで、剛性と柔軟性を両立し、ストレスのないフィット感を実現したシューズを開発、発売。
テニスでは「Fusionrev」シリーズに、バドミントンでは「SHB-02、02MD」に搭載。
現在の研究開発活動は、スポーツ用品事業で行っており、提出会社の本社製品開発部・ウェア開発部、新潟生産本部技術開発第一部・第二部及び東京工場技術開発部を中心にして協力提携しながら、新製品、新商品及び新技術の開発を推進しております。
なお、スポーツ施設事業では、研究開発活動は行っておりません。
当連結会計年度における研究開発費の総額は12億4百万円であり、スポーツ用品事業の主な成果は次のとおりであります。
(1)トライボルテージシステムを進化し、スピード性能を向上させたバドミントンラケットの開発
(品名:VOLTRIC 80 E-tune)
フレームの3点に重量配分をする事でパワーを生む「トライボルテージシステム」に、新たにナイロンとの結合力を高める素材「T-アンカー」を配合した樹脂製の連続グロメットを配置し復元性を高めトランポリン効果を生み出した。フレームには新素材「ナノメトリック」を駆使する事で反発性能を高めるとともに、アクセサリー重量パーツでプレーヤーの好みのスピード、バランスにカスタマイズできる「エナジー・チューニング(E-tune)」構造(特許出願中)を実現したバドミントンラケットを開発、発売。
(2)「エアロ・フィン・テクノロジー」でサーブスピードアップを実現したテニスラケットの開発
(品名:VCORE Tour F)
長岡技術科学大学との共同開発により、フレームトップ内側を隆起させた新形状「エアロ・フィン・テクノロジー」(特許出願中)を採用。スウィング時にフレーム、グロメット、ストリングが受ける空気の流れをフィンが整えて後方へ流すことで空気抵抗を14%低減(当社調べ)し、サービスのスピードが従来比6%アップ(当社調べ)したテニスラケットを開発、発売。
(3)ソフトテニス業界初、シングルス追求モデルラケットの開発(品名:GSR-9)
シングルスに求められる低く深いスライスとネット際のツイスト性能に着目し、スライスに多用するフレーム下部のスイートエリアを広げた「デルタフレーム」とフレーム断面形状を新たな「エアスラッシュフォルム」とすることでスウィングスピードを向上させた。「Genesis of Singles Racquet
(シングルスラケットの起源)」と名付けた業界初のシングルス追求ラケットを開発、発売。
(4)「同心円ウエイトシステム」で振り心地が変わらず飛距離アップするゴルフクラブの開発
(品名:EZONE Tri-G)
脱着可能や移動式のウエイトをヘッドソール部に採用することで、ヘッドの重心位置を調節できるゴルフクラブが主流となっているが、調節により振り心地が変わってしまうデメリットがあるため、シャフト軸を起点に同心円状に配した3ヶ所のウエイト調整により重量配分を変えることで「重心距離」を変えずに「重心深さ」を変える「同心円ウエイトシステム」搭載により、最適なスピン量と同じ振り心地で飛距離をアップするゴルフクラブを開発、発売。
(5)世界初の浸透技術「SIF製法」を駆使したテニスストリングの開発
(品名:PolyTour SPIN G)
従来の製法では打球のたびにコーティングが剥がれ、性能が落ちる問題をストリングの内部にまでシリコンオイルをナノレベルで浸透させることで潤滑性能を向上させた「SIF(Silicone oil Infused Filament)製法※」を採用。打球時にストリングが大きく動いて、素早く復元する“スナップバック”性能の増大と、スピン効果に実績のある5角形断面形状によりスピンが掛かりやすいポリエステルテニスストリングを開発、発売。
※「SIF製法」はナノダックス㈱協力のもと開発。
(6)足の甲部にかかる圧力を分散させ快適なフィット感のテニス・バドミントンシューズの開発
(構造名:フレクションアッパー)
足圧分析により、足全体に均一に近い状態で圧力がかかる最適なシューズのハトメ部(靴ひもを通す穴)の位置・計上を割り出し、ハトメ部を湾曲させ、内外を非対称にした新設計「フレクションアッパー」を採用。シューズの表面の内側と外側で異なる素材を使用することで、剛性と柔軟性を両立し、ストレスのないフィット感を実現したシューズを開発、発売。
テニスでは「Fusionrev」シリーズに、バドミントンでは「SHB-02、02MD」に搭載。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02427] S100516T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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