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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10050X0

有価証券報告書抜粋 エイベックス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等


(1) 経営成績についての分析

① 売上高
売上高は、ライヴ動員数が増加したこと及びアルバム作品の充実によりアルバムの販売が増加したこと等により、前連結会計年度に対して7.9%増加し、1,692億56百万円となりました。
② 売上原価、販売費及び一般管理費及び営業利益
売上原価率は、前連結会計年度に対して2.7ポイント増加し、70.0%となりました。
また、売上高に対する販売費及び一般管理費率は、前連結会計年度に対して1.2ポイント減少し、24.9%となりました。
この結果、営業利益は、前連結会計年度に対して16.8%減少し、86億75百万円となりました。
③ 営業外損益及び経常利益
営業外損益は、前連結会計年度の8億82百万円の利益(純額)に対し、63百万円の損失(純額)となりました。これは主に前連結会計年度は、関連会社の音楽配信サービスの売上高が増加し、持分法による投資利益が5億19百万円であったことに対し、当連結会計年度は関連会社の新規設立等により持分法による投資損失が1億79百万円であったことによるものであります。
この結果、経常利益は、前連結会計年度に対して23.9%減少し、86億11百万円となりました。
④ 特別損益及び税金等調整前当期純利益
特別損益は、前連結会計年度の36億38百万円の利益(純額)に対し、24億35百万円の利益(純額)となりました。これは主に、当連結会計年度において減損損失7億79百万円を計上したものの、投資有価証券売却益35億12百万円が発生したことによるものであります。
この結果、税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度に対して26.1%減少し、110億46百万円となりました。
⑤ 法人税等(法人税等調整額を含む。)
法人税等は、前連結会計年度の77億87百万円から、当連結会計年度は44億50百万円となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が減少したことによるものであります。なお、税効果会計適用後の法人税等の負担率は、前連結会計年度の52.1%から当連結会計年度は40.3%となりました。
⑥ 少数株主損益
少数株主損益は、前連結会計年度の3億70百万円の利益に対し、6億20百万円の利益となりました。これは主に、外部株主が存在する連結子会社の利益が増加したことによるものであります。
⑦ 当期純利益
当期純利益は、前連結会計年度に対して12.0%減少し、59億75百万円となりました。


(2) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

① 資金調達
当社グループは現在、運転資金及び設備投資資金を主に金融機関からの借入により調達しております。
短期資金については、取引銀行2行と締結しているコミットメントライン契約(極度額90億円)、及び取引銀行3行と締結している当座貸越契約(極度額50億円)により調達を行っております。
また、長期資金については、資金使途及び金融情勢等を勘案の上、安定的かつ低コストでの調達を行っております。
今後につきましても、運転資金需要及び投資好機に迅速に対応し、より安定的で低コストの資金調達が可能となるよう財務体質の強化に努め、必要時にはその時々の経済環境、金融情勢を勘案し、最適な資金調達を実施したいと考えております。
② 流動性の状況
当連結会計年度末の現金及び預金は256億99百万円となり、前連結会計年度末から69億42百万円増加しております。
これは主に、配当金の支払等により、財務活動によるキャッシュ・フローは減少したものの、税金等調整前当期純利益110億46百万円の計上等により、営業活動によるキャッシュ・フロー及び投資活動によるキャッシュ・フローを加えたフリー・キャッシュ・フローが増加したことが要因であります。
当社連結ベースでの流動比率は、前連結会計年度末の107.9%に対し、当連結会計年度末は116.3%と8.4ポイント増加しております。
当社グループは、上記現金及び預金256億99百万円に加え、取引銀行2行に合計90億円のコミットメントライン(当連結会計年度末での未使用枠は40億円)を設定しておりますので、十分な流動性を確保しております。
なお、1年内返済予定の長期借入金及び1年内償還予定の社債については、主に営業活動によるキャッシュ・フローを返済・償還原資と予定しており、手元資金確保のため既存の短期借入枠内での短期借入を実行することで十分な流動性を確保できる見込みであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02453] S10050X0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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