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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005ZWU

有価証券報告書抜粋 株式会社三ツ知 業績等の概要 (2015年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府や日銀による経済・金融政策が株価・為替動向に一定の効果をもたらし、円安進行による原材料等輸入品価格の上昇や個人消費の低迷等があるものの、企業収益や雇用情勢の改善がみられるなど、景気は穏やかに回復してまいりました。
当社グループの主要得意先であります自動車部品業界におきましては、米国におけるエアバッグのリコール問題が拡大したものの、完成車メーカーの増産等により北米地区で生産が増加するなど、海外市場での好調を受け、全体的には堅調に推移いたしました。一方、当社グループの主要取引先でありますシロキ工業株式会社が、経営統合によりアイシン精機株式会社の子会社となることが発表される等、将来に向けて変革が進みました。
このような経営環境の中、当社グループでは対処すべき課題であります①ガバナンス体制の強化・充実、②グループ経営効率化の推進、③グローバル戦略を支える海外子会社の体制整備、④人材育成の4つの課題解決を中心に取り組んでまいりました。
この結果、当連結会計年度における当社グループの売上高につきましては、日本では減収になったものの、日系自動車メーカーの海外現地法人の海外現地調達増加等に伴い、北米、タイ、中国で売上が増加したこと及び新規受注の増加等により、売上高は137億3百万円(前年同期比1.1%増)となりました。一方利益面につきましては、全グループを挙げての原価低減活動等により売上総利益率が改善し、営業利益は7億41百万円(前年同期比37.4%増)となりました。また、経常利益は8億56百万円(前年同期比43.2%増)、特別損失として役員退職慰労金2億22百万円等を計上するものの、当期純利益は5億16百万円(前年同期比25.4%増)となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。
〔日本〕
海外向け受注の増加及び新規受注品の増加等があったものの、日系自動車メーカーの海外現地法人の現地調達化による生産移管等により、売上高は111億68百万円(前年同期比1.6%減)となりました。一方利益面につきましては、原価低減効果等により売上総利益は増加しましたが、販売管理費の増加により、営業利益は2億96百万円(前年同期比7.9%減)となりました。
〔米国〕
北米地区の日系完成車メーカーの増産及び新規製品の受注増加等により、売上高は9億72百万円(前年同期比37.4%増)となりました。一方利益面につきましては、受注増加による売上総利益の増加及び人件費等経費削減効果等により、営業利益は78百万円(前年同期比171.5%増)となりました。
〔タイ〕
政情不安による景気減退の影響を受けたものの堅調に推移し、売上高は24億35百万円(前年同期比7.2%増)となりました。一方利益面につきましては、原価低減活動の結果、売上総利益が増加したこと等により、営業利益は2億18百万円(前年同期比147.4%増)となりました。
〔中国〕
日系自動車メーカーの販売台数増加に伴う新規受注の増加等により、売上高は3億52百万円(前年同期比172.6%増)となりました。一方利益面につきましては、増収による売上総利益の増加等により、営業利益は5百万円(前年同期は55百万円の営業損失)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1億40百万円減少し、29億42百万円(前連結会計年度比4.6%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益6億62百万円、減価償却費5億5百万円、売上債権の減少額1億4百万円等による資金増があり、一方でたな卸資産の増加額2億86百万円、役員退職慰労金の支払額2億22百万円等による資金減により、7億28百万円の収入(前連結会計年度比29.4%減)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の払戻による収入72百万円、保険積立金の払戻による収入2億52百万円等の資金増があり、一方で有形固定資産の取得による支出3億89百万円等による資金減により、2億60百万円の支出(前連結会計年度比46.9%減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入9億円等の資金増があり、一方で長期借入金の返済による支出10億35百万円、社債の償還による支出1億42百万円等による資金減により、7億37百万円の支出(前連結会計年度は17百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02491] S1005ZWU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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