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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004T9A

有価証券報告書抜粋 株式会社オンワードホールディングス 業績等の概要 (2015年2月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績の改善や政府による経済対策および日銀の金融緩和政策を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしながら、消費税率引き上げの影響が予想以上に長引いていることに加え、急激な円安等に伴う生活必需品の価格上昇と実質賃金のマイナスが継続していることから、個人消費は引き続き低迷しています。
当アパレル・ファッション業界では、高額品やインバウンド需要による下支えはあるものの、消費者の節約志向の高まりに加えて、相次ぐ天候不順の影響も重なり、店頭の販売動向は総じて厳しい状況となりました。
このような経営環境の中、当社グループは、国内事業、海外事業ともに選択と集中を進め、基幹事業および主力ブランドへ必要な投資を行うとともに、今後の成長に向けた新システムの開発や経営基盤の強化のためのインフラ整備を推進しました。また、かねてより建替え中でありました本社ビル(オンワードパークビルディング:東京都中央区日本橋三丁目10番5号)が昨年11月に竣工しました。
国内事業については、当社グループを挙げて、顧客視点に立った質の高い商品・売場環境・サービスをさらに追求し収益改善に努めました。
海外事業については、欧州事業と北米事業の収益改善が計画通り進みましたが、アジア事業の収益回復が遅れています。
以上の結果、連結売上高は2,815億1百万円(前年同期比0.5%増)、連結営業利益は57億31百万円(前年同期比43.8%減)、連結経常利益は71億62百万円(前年同期比41.3%減)、連結当期純利益は42億4百万円(前年同期比9.8%減)となりました。

セグメント別の状況は、次のとおりです。
①アパレル関連事業
国内事業は、中核事業会社の株式会社オンワード樫山において、Eコマース事業の成長や「ジョゼフ」「トッカ」などグローバルブランドは好調に推移し、主力ブランドについても厳しいながら堅調に推移しましたが、新流通部門が減益となり厳しい業績となりました。主要な子会社においても収益回復が遅れるとともに新規事業会社の先行投資もあり、全体としては減益となりました。
海外事業は、欧州事業が計画通り大きく収益改善し黒字化を達成しましたが、アジア事業は、店舗整理に伴うマイナスと、経済環境の悪化の影響を受け収益回復が遅れています。
以上の結果、売上高は2,643億円(前年同期比0.5%増)、営業利益は87億97百万円(前年同期比29.1%減)となりました。
②その他の事業
サービス関連事業は、商業施設等の設計・施工事業の株式会社オンワードクリエイティブセンターが減収となったものの、利益率の高い新規事業拡大により増益となりました。また、リゾート関連事業は、順調に推移し増収増益となりました。
以上の結果、売上高は172億1百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は3億89百万円(前年同期比34.5%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益、減価償却費、法人税等の支払等により164億90百万円の収入(前年同期は133億61百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは売場設備への投資および不動産の取得等により156億56百万円の支出(前年同期は143億円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の増減および配当金の支払が主なもので7億57百万円の収入(前年同期は21億21百万円の収入)となりました。
これらの結果、現金および現金同等物の当連結会計年度末残高は前連結会計年度末に比べて25億87百万円増加し、298億18百万円となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02521] S1004T9A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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