有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YXS
第一実業株式会社 研究開発活動 (2015年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、各種機械・器具・部品の販売等を行っておりますが、一部商品につきましては、子会社が開発・設計・製造を行っております。㈱第一メカテックは半導体装置・画像応用装置等、第一実業ビスウィル㈱は外観検査装置をそれぞれ開発・設計・製造しております。
当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は279百万円であります。
各セグメントの研究開発活動を示すと、次のとおりであります。
プラント・エネルギー事業
該当事項はありません。
エレクトロニクス事業
半導体装置・画像応用装置等においては、3D基板外観検査装置(3D-AOI)とFIBER-System(生産装置の各種稼動情報と実装後の検査結果を分析し、変動要因を明らかにすることで不良率の低減を図るシステム)の発展形としてMFBシステムの開発に取り組みました。このシステムは、実装後の部品実装精度を3D-AOIが測定し、その結果を実装機に送信し、最適な精度となるように自動的に調整を行うというものです。さらに、3D-AOIには実装精度を上回る測定精度が必要であり、当期は高精度測定光学系の開発と実装機との連携ソフトウェアの開発に取り組みました。当連結会計年度における研究開発費の金額は29百万円であります。
産業機械事業
医薬品向け外観検査装置においては、発売後3年が経過した主力の錠剤検査装置(TVIS-NS)の大規模ブラッシュアップ開発を完了しました。これにより、安定した性能を容易に発揮できるようになり、お客様の満足度を上げることで、新規およびリピート受注の増加を目指しております。また、コンパクトな装置サイズにより継続して引合いのある前主力錠剤検査装置(TVIS-EX)に対して、新型画像処理装置への移行および光源のLED化開発が完了し、NS機と同等の画像処理性能を有する商品となりました。これら2機種により錠剤検査装置市場のシェアの拡大を目指しております。
さらに、錠剤印刷機においては、両面印刷試作機を展示会に初出展し、大きな反響を得ました。今後、商品化開発を進め、2015年度には片面印刷仕様機を納品するとともに、両面印刷仕様機の完成を目指しております。当連結会計年度における研究開発費の金額は195百万円であります。
海外法人
該当事項はありません。
その他
植物工場プロジェクトにおいては、国立大学法人東京農工大学と共同研究契約を結び、量産施設であるベリーズファームにて温室と閉鎖型人口栽培室を併用する独自栽培方法でストロベリーとブルーベリーの周年栽培に取り組んでおります。当期は、化学農薬を使用せず温室でのストロベリーの量産栽培に着手し、ブルーベリーについては秋に開花、12月より結実させる逆旬栽培を始め、収穫にも成功しました。2015年度も同大学との共同研究契約を継続し、栽培ノウハウの数値化と栽培のマニュアル化を進め、栽培品質と効率の向上を目指しております。また、当社の強みであるバイナリー発電装置などの再生可能エネルギー機器と植物工場を組み合わせた省エネ植物工場プラントのパッケージ提案ができるよう調査と設備開発を進めております。当連結会計年度における研究開発費の金額は54百万円であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02578] S1004YXS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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