株式会社ライオン事務器 研究開発活動 (2015年3月期)

当社グループは、「I LOVE NEW WORK !」をキーワードに新しい時代の働き方を提唱してまいりました。生産性を向上させるためのオフィスプロダクトの開発。これが期初に掲げたテーマです。また2014年秋にはLIONのオフィスコンセプト「LINK」を発表し、「感じる・気づく」「交わる・話す」「深める・表す」「まとめる・調べる」という4つの特長あるシーンが、働く人々の行動に変化を即し、組織に変革をもたらすという思想のもと、商品のリサーチ・企画・研究開発に取り組んでまいりました。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は17百万円であります。

[事務用品]
事務用品におきましては、ハンディタイプで綴じ厚45枚を実現した省力ステープラ「かるホッチ・POWER」、新ふせんシリーズ「リペタ」など他社にない特長ある新商品の開発に注力いたしました。また「プリントホルダー」は「夢工房」プロジェクトで開発したシリーズ商品です。

[オフィス家具]
オフィス家具におきましては、LIONオフィスコンセプト「LINK(リンク)」にもとづいた商品開発に注力し、テーブルシステム「ITLUM(イトラム)」、マルチユースチェアー「SELBY(セルビィ)」、コミュニケーションファニチュア「Vicolo(ヴィコロ)」等、コンセプトを具現化した商品を発売いたしました。今後もオフィスにおけるコミュニケーションに着目した商品の開発に取り組んでまいります。

[IT機器]
IT機器においては、文部科学省が提唱する「教育の情報化ビジョン」の効果により、文教市場におけるタブレットPC関連商品や電子黒板関連商材の開発を進めております。