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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005558

有価証券報告書抜粋 ソーダニッカ株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による各種政策の効果により雇用情勢や所得環境の改善が続き、個人消費が堅調に推移するとともに、企業収益も改善の動きがみられ、緩やかな回復基調となりました。
当社グループに関係の深い化学工業界につきましては、原油安による仕入コストの低下や円安による輸出の持ち直しもあり、企業収益には改善がみられたものの、国内生産は本格的な回復には至っておりません。
このような状況のもと、当社グループにおきましては、引き続き化学品と機能材の二事業を基軸とする経営を推進するとともに、中国・ASEAN地域における海外取引の拡大、再生可能エネルギー関連資材の販売等、環境関連ビジネスの強化に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高100,857百万円と前連結会計年度に比べ478百万円(0.5%)の減収、営業利益は1,736百万円と前連結会計年度に比べ337百万円(24.1%)の増益、経常利益は1,908百万円と前連結会計年度に比べ361百万円(23.4%)の増益、当期純利益は1,120百万円と前連結会計年度に比べ197百万円(21.4%)の増益となりました。

セグメント別の営業概況は次のとおりであります。

化学品事業
無機薬品につきましては、主力商品のか性ソーダは市況の改善により増収となりましたが、脱硫用途の水酸化マグネシウム及び炭酸カルシウムは減収となりました。製紙向けのカレットは取扱量の伸長により増収となりましたが、クロレート及び過酸化水素は減収となりました。
有機薬品につきましては、製紙用ラテックス、脱墨剤、加工でんぷん類は需要が伸長し増収となりましたが、潤滑油原料、接着剤、床材用途の塗料は減収となりました。
この結果、化学品事業といたしましては、売上高は前連結会計年度に比べ0.8%増の67,992百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ2.2%減の2,294百万円となりました。


機能材事業
合成樹脂につきましては、ポリエチレン樹脂及びフッ素樹脂は増収となりましたが、高機能樹脂製品は復興需要が終了したことで減収となりました。
また、フィルム類につきましてはポリプロピレンフィルム、複合フィルム、アルミ箔が増収となりました。
機器類につきましては、機械器具設置工事及び排ガス処理装置は増収となりました。太陽光パネル等の電気関連機器は需要が伸びず、減収となりましたが、売上総利益につきましては利益率改善により大幅な増益となりました。
その他の資材につきましては、キレート剤は震災復興に係る瓦礫処理が一段落したこともあり減収となりました。また、住宅向け地盤改良用途のグラウト材料やセメントは需要が振るわず減収となりました。
この結果、機能材事業といたしましては、売上高は前連結会計年度に比べ5.0%減の30,766百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ50.2%増の1,151百万円となりました。


その他事業
その他事業につきましては、連結子会社の曹達日化商貿(上海)有限公司の増収や、第2四半期連結会計期間より株式会社日本包装を連結の範囲に含めたことなどにより、売上高は前連結会計年度に比べ40.9%増の2,098百万円、セグメント利益(営業利益)は前連結会計年度に比べ139.7%増の50百万円となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は5,519百万円となり、前連結会計年度より242百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動による資金の増加は、730百万円(前連結会計年度比1,541百万円減)となりました。これは、税金等調整前当期純利益が1,908百万円でありましたが、売上債権の増加が530百万円、たな卸資産の増加が806百万円、仕入債務の増加が803百万円、法人税等の支払額が536百万円となったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動による資金の減少は、314百万円(前連結会計年度比272百万円減)となりました。これは主に、有価固定資産の売却による収入49百万円、有形固定資産の取得による支出80百万円、投資有価証券の取得による支出239百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動による資金の減少は、210百万円(前連結会計年度比1,140百万円増)となりました。これは主に、短期借入による収入140百万円、配当金の支払額324百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02635] S1005558)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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