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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10057O8

有価証券報告書抜粋 株式会社パーカーコーポレーション 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるグローバル経済は、原油価格の大幅な下落により新興国や資源国で成長の鈍化はありましたが、中国では多少の鈍化はあるものの依然として経済成長が続きました。欧州経済は低調ながら回復基調が見られ、米国においては企業業績の回復や雇用環境の改善が見られ、更には個人消費が増加するなど内需を中心に総じて緩やかな回復基調となりました。
わが国経済につきましては、消費税率引き上げや天候不順等の影響により個人消費は伸び悩みましたが、企業業績の回復から雇用・所得環境の改善をもたらし、また原油価格の下落などもあり景況感は緩やかに改善いたしました。
このような経済情勢の下、当社グループではマーケティング力の強化、原価管理の徹底や生産体制の効率化推進、適地生産体制の更なる強化によりグローバル市場への販売強化を行ってまいりました。
その結果、当社グループの連結業績は、売上高49,988百万円(前期比26.3%増)、営業利益は3,003百万円(前期比58.5%増)、経常利益3,218百万円(前期比37.3%増)となり、当期純利益は2,095百万円(前期比27.2%増)となりました。

セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

① 機械部門
海外市場において自動車業界向け製造装置の製造販売が好調に推移し、国内においても食品業界向け製造設備物件の販売を中心に好調に推移いたしました。また原価管理の徹底を推進したことにより収益を改善することが出来ました。
当部門の売上高は、2,802百万円(前期比8.1%増)、営業利益は84百万円(前期比640.8%増)となりました。
② 化成品部門
国内市場では自動車メーカーの減産の影響もあり低迷しましたが、中国市場での自動車向け製造販売は好調に推移し、中米での製造販売も軌道に乗り、総じて海外市場では好調に推移しました。更にアサヒゴム株式会社及びその子会社であるSHANGHAI HUIXU CHEMICAL INDUSTRY CO.,LTD.の自動車用化成品販売が加わりました。
当部門の売上高は、15,190百万円(前期比62.2%増)、営業利益は1,518百万円(前期比51.4%増)となりました。
③ 化学品部門
国内及びアジア地域での一般工業用及び特殊ケミカルの製造販売は堅調に推移しました。
当部門の売上高は、5,559百万円(前期比3.4%増)、営業利益は180百万円(前期比62.2%増)となりました。
④ 産業用素材部門
国内市場での自動車用防音材需要は減少したものの、アジア及び米国市場向け製造販売は好調となり、家電用防音材も堅調に推移しました。またアサヒゴム株式会社の自動車用防音材及び生活資材の販売が加わりました。
当部門の売上高は、19,906百万円(前期比27.1%増)、営業利益は1,063百万円(前期比85.9%増)となりました。

⑤ 化工品部門
アジア市場におけるファインケミカルの製造販売は好調に推移するものの国内市場では消費税率引き上げや天候不順の影響により低調に推移しました。また製品開発のための先行投資も嵩み、収益を下げる要因となりました。
当部門の売上高は、3,693百万円(前期比6.9%減)、営業利益は48百万円(前期比69.4%減)となりました。
⑥ その他
原油価格下落の影響によりロシア市場での販売は低迷しましたが、国内市場でのロシア及び中国からの輸入販売は好調に推移しました。
当部門の売上高は、2,836百万円(前期比8.8%増)、営業利益は107百万円(前期比180.8%増)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ、661百万円の増加の6,271百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益3,399百万円(前期は2,491百万円)、減価償却費1,220百万円(前期は1,055百万円)、売上債権の増加による396百万円の減少(前期は1,642百万円の減少)、仕入債務の減少による6百万円の減少(前期は152百万円の減少)等により3,220百万円の収入(前期は1,934百万円の収入)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、中国の子会社における製造設備の購入、自動車用金型等の有形固定資産の取得による支出及び貸付による支出等により、2,516百万円の支出(前期は3,556百万円の支出)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金増加等により、753百万円の収入(前期は1,577百万円の収入)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02708] S10057O8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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