シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1005A0T

有価証券報告書抜粋 日本電計株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当連結会計年度における我が国経済は、堅調な米国経済の影響を受け、株価が回復基調にあり、2014年11月以降円安が大きく進んだことから、輸出産業にとっては追い風となって景気回復の兆しも見られましたが、輸入原材料が割高となったことから、諸物価の高騰への懸念もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループが属する電子計測器、電源機器、環境試験機器等の業界におきましては、当社の主要ユーザーである電機業界では、新型スマートフォンやタブレット端末の新製品の投入により、関連する電子部品メーカーの業績が好調に推移いたしました。
また、自動車業界では、国内の設備投資には慎重な姿勢が見られるものの、比較的好調な業績を背景に、海外での設備投資が積極化した他、安全性検査や自動運転関連の研究開発も注目を集めました。環境・新エネルギー関連市場でも、太陽光発電、蓄電池開発分野等幅広い分野で底堅い研究開発が進められました。
このような状況のもと、当社グループは、国内・海外の幅広い営業拠点網を活用して、こうした関連市場を中心に積極的なソリューション営業活動を展開いたしました。
その結果、個別では、売上高は74,013百万円(前年同期比12.5%増)となりました。粗利益率も前期実績比0.31%上回る水準を確保することができました。経常利益は、11月~12月にかけて大きく円安に振れたことから、当初計画で見込んでいなかった為替差益が370百万円発生いたしました。
連結では、国内子会社で、校正事業を行うユウアイ電子株式会社が順調に受注を確保した他、スマートフォンの検査装置を受注したアイコーエンジニアリング株式会社が大幅な増収増益になりました。海外子会社では、中国で景気の鈍化傾向が懸念されましたが、販売子会社である電計貿易(上海)有限公司の業績が引き続き好調でした。また、性能試験や安全性試験のアウトソーシングが活発化したため、中国国内で受託試験場を提供している電計科技研発(上海)有限公司の業績も良好に推移いたしました。東南アジアでは、タイ、ベトナム、台湾の販売子会社の業績も堅調に推移いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は80,712百万円(前年同期比10.9%増)となり、営業利益は2,656百万円(前年同期比735百万円増)を計上することとなりました。経常利益は3,079百万円(前年同期比913百万円増)、当期純利益は1,951百万円(前年同期比713百万円増)となり、いずれも過去最高となりました。


セグメントの業績は、セグメント間の内部取引も含めて次のとおりであります。
① 日本
日本におきましては、堅調な米国経済の影響を受け、株価が回復基調にあり、11月以降円安が大きく進んだことから、輸出産業にとっては追い風となって景気回復の兆しが見られました。しかしながら、輸入原材料が割高となったことから、諸物価の高騰への懸念もあり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループが属する電子計測器、電源機器、環境試験機器等の業界におきましては、当社の主要ユーザーである電機業界では、新型スマートフォンの投入やタブレット端末の新製品の投入により、関連する電子部品メーカーの業績が好調に推移いたしました。また、自動車業界では、国内の設備投資には慎重な姿勢が見られるものの、比較的好調な業績を背景に、海外での設備投資が積極化した他、自動運転関連の研究開発も注目を集めました。環境・エネルギー関連市場でも底堅い研究開発が進められました。
このような状況のもと、当社グループは、国内・海外の幅広い営業拠点網を活用して、こうした関連市場を中心に積極的なソリューション営業活動を展開いたしました。
その結果、売上高は74,193百万円(前年同期比12.4%増)、粗利益率も前期実績比0.31%改善したこともあり、セグメント利益は2,998百万円(前年同期は2,429百万円)となり、増収増益となりました。

② 中国
中国は、尖閣問題を契機として関係が冷え込んだ政治環境に若干改善の傾向が見られました。中国国内の経済成長に鈍化の傾向が見られるものの、自動車関連業界の設備投資意欲は引き続き旺盛でした。また、受託試験のアウトソーシングのニーズも強く、上海で受託試験場を提供している電計科技研発(上海)有限公司の業績が良好に推移いたしました。
その結果、売上高は7,762百万円(前年同期比8.4%増)、セグメント利益は285百万円(前年同期は257百万円)となりました。

③ その他
その他の地域では、特に、北米での好景気を受け、北米向けの自動車生産工場の拠点となっているメキシコでのニーズが高くなりました。
その結果、売上高は3,001百万円(前年同期比23.0%増)、セグメント利益は131百万円(前年同期は77百万円)となりました。


(参考)
海外売上高
前連結会計年度(自 2013年4月1日 至 2014年3月31日)

中国その他
Ⅰ 海外売上高(千円)9,432,7483,344,47712,777,226
Ⅱ 連結売上高(千円)--72,749,776
Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%)13.04.617.6


(注)1 海外売上高における国又は地域は、販売先(市場)を基準としているため、当社及び連結子会社の日本以外の国又は地域における売上高であります。
2 「その他」の区分に属する主な国又は地域
その他・・・タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、インド

当連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日)

中国その他
Ⅰ 海外売上高(千円)11,252,7554,761,68916,014,445
Ⅱ 連結売上高(千円)--80,712,305
Ⅲ 連結売上高に占める海外売上高の割合(%)13.95.919.8


(注)1 海外売上高における国又は地域は、販売先(市場)を基準としているため、当社及び連結子会社の日本以外の国又は地域における売上高であります。
2 「その他」の区分に属する主な国又は地域
その他・・・タイ、シンガポール、ベトナム、マレーシア、韓国、台湾、インドネシア、フィリピン、インド


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて177百万円増加し、5,037百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは489百万円の支出(前年同期は1,429百万円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益3,086百万円、仕入債務の増加1,818百万円、その他の負債の増加額649百万円を、売上債権の増加4,920百万円、その他の資産の増加額116百万円、法人税等の支払額903百万円が上回ったことによります。
なお、当社では、仕入債務の翌月末支払いによる仕入割引の確保を推進しており、売上高の伸びに伴い、営業活動によるキャッシュ・フローは悪化する傾向があります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは392百万円の支出(前年同期は403百万円の支出)となりました。これは主として、定期預金の預入による支出224百万円、有形固定資産の取得による支出171百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは898百万円の収入(前年同期は266百万円の支出)となりました。これは主として、長期借入金の返済による支出1,809百万円、配当金の支払額282百万円を、短期借入金の増加額1,362百万円、長期借入れによる収入1,654百万円が上回ったことによります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02749] S1005A0T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。