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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10056MO

有価証券報告書抜粋 松田産業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、製造業を中心とした企業収益が改善し、緩やかな景気回復が続きました。一方で消費税率の引き上げに伴う駆け込み需要の反動により低調に推移した個人消費もその後底堅い動きとなりましたが、円安に伴う物価の高騰などの影響により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループの貴金属関連事業においては、貴金属原料の確保や化成品等の製品販売に鋭意取り組むとともに、国内・海外の拠点の拡充に積極的に取り組み、ベトナムの現地法人において貴金属製錬工場の建設を進めております。また、食品関連事業においても海外拠点の強化に取り組むとともに、厳しい環境が続く中での販売量の確保に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度の売上高は179,523百万円(前連結会計年度比8.5%増)、営業利益は5,410百万円(同20.2%増)となりました。営業外損益での持分法投資利益の増加により、経常利益は5,832百万円(同19.2%増)、当期純利益は3,342百万円(同4.7%増)となりました。

セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
① 貴金属関連事業
貴金属部門では、主力顧客である半導体・電子部品業界の生産状況は、全体として緩やかな回復基調が続き、電子材料等の販売量は前連結会計年度を下回りましたが、貴金属製品の販売量は銀を除いて前連結会計年度を上回りました。また、銀を除いた貴金属相場の上昇もあり、全体としての売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。
環境部門では、対象業界の生産活動が緩やかな回復基調にあり、当社グループの産業廃棄物の取扱量は増加で推移しましたが、写真感材回収銀の数量減少と銀価格の下落もあり、売上高は前連結会計年度に比べ減少しました。
これらの結果、当該事業の売上高は124,478百万円(前連結会計年度比5.4%増)、営業利益4,462百万円(同20.0%増)となりました。

② 食品関連事業
食品部門では、国内の緩やかな景気回復感が続き、個人消費も底堅い動きとなりましたが、円安や海外での食材需要増による品薄感などにより原価が高騰するといった厳しい事業環境となっています。この中で、水産品、畜産品及び農産品の販売数量は増加し、価格の上昇もあり、売上高は前連結会計年度に比べ増加しました。
これらの結果、当該事業の売上高は55,114百万円(前連結会計年度比16.4%増)、営業利益948百万円(同20.8%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は5,861百万円となり、前連結会計年度末に比べ937百万円の減少となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における営業活動により減少した資金は1,413百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益から持分法による投資利益を除き減価償却費を加えた資金の増加と、法人税等の支払額、売上債権の増加及びたな卸資産の増加による資金の減少の差引によるものです。なお、前連結会計年度の404百万円の資金の減少に比べ1,009百万円さらに減少しました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における投資活動に使用した資金は2,263百万円となりました。これは主に工場設備の新設・更新等の有形固定資産取得によるものです。なお、前連結会計年度の803百万円の支出に比べ1,459百万円の支出増加となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度における財務活動により増加した資金は2,426百万円となりました。これは主に配当金の支払いによる減少を借入金の増加が上回ったことによるものです。なお、前連結会計年度の909百万円の資金の減少に比べ3,335百万円の増加となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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