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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YTU

有価証券報告書抜粋 SPK株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2015年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

当社グループの最重要経営指標は売上高営業利益率(連結)であると捉え、4.5%を目標にします(当期は4.2%です)。その目標達成と「持続する収益力」の維持・強化のため、営業利益額の向上と健全なバランスシートの維持に努めております。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)当連結会計年度の財政状態の分析
流動資産は、前連結会計年度に比べて13億22百万円増加(8.1%増)しました。主な要因は現金及び預金の増加5億72百万円、受取手形及び売掛金の増加3億98百万円によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度に比べて1億34百万円増加(5.9%増)しました。主な要因はその他の有形固定資産のうちの建設仮勘定が1億3百万円増加したことによるものであります。
流動負債は、前連結会計年度に比べて5億95百万円増加(11.2%増)しました。主な要因は支払手形及び買掛金の増加2億8百万円、1年以内返済予定の長期借入金の増加2億58百万円であります。
固定負債は、前連結会計年度に比べて1億50百万円増加(22.9%増)しました。主な要因は長期借入金が2億83百万円増加したことと、退職給付に係る負債が77百万円減少したことによるものであります。
純資産の部は、前連結会計年度に比べて7億11百万円増加(5.7%増)しました。主な要因は利益剰余金が7億68百万円増加したことによるものであります。
その結果、当連結会計年度の総資産残高は、前連結会計年度に比べて14億57百万円増加(7.8%増)して200億35百万円となり、自己資本比率は1.4ポイント減少して66.4%となりました。
(2)当連結会計年度の経営成績の分析
売上高は、前連結会計年度に比べて31億50百万円増加(9.0%増)し、383億34百万円となりました。
「第2 事業の状況 1業績等の概要 (1)業績」に記載している要因により、国内営業本部は7億円増加(3.6%増)、海外営業本部は18億19百万円増加(15.3%増)、工機営業本部は6億30百万円増加(17.0%増)となりました。
営業利益は、前連結会計年度に比べて1億83百万円増加(13.0%増)し、15億92百万円となりました。売上高販管費率は前期比0.4ポイント増加し10.8%となりましたが、売上総利益率が前期比0.5ポイント増加し14.9%となったため、売上高営業利益率は前期比0.2ポイント増加し4.2%となりました。
経常利益は、前連結会計年度に比べて1億85百万円増加(12.5%増)し、16億68百万円となりました。
特別損益は、前連結会計年度に比べて3億80百万円減少(103.9%減)し、△14百万円となりました。
法人税等(法人税等調整額を含む)は、前連結会計年度に比べて63百万円増加(11.6%増)し、6億14百万円となりました。
その結果、当期純利益は前連結会計年度に比べて2億58百万円減少(19.9%減)して10億38百万円となり、自己資本当期純利益率は(ROE)は2.7ポイント減少して8.0%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析について
キャッシュ・フローの概況につきましては、「第2 事業の状況 1業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
当社グループの主要取り扱い商品である補修用自動車部品の需要動向は、自動車部品が使用と経年により消耗・劣化することから、自動車保有台数の動向に影響を受けていると考えております。自動車保有台数は、2003年からの10年間で、約2百70万台増加しておりますが[出所:国土交通省]、2007年をピークに自動車の保有台数は減少に転じており、この傾向が続いていくと補修用自動車部品の需要が減少し、当社グループの経営成績に悪影響を及ぼす可能性があります。
次に、当社グループの売上高に占める輸出割合は、2014年3月期34.0%、2015年3月期36.7%であり、アジア、中南米、中近東等、日本車の保有台数が多い発展途上国の輸入業者を主な販売対象としております。これらの地域では、これまでに政治的、経済的な混乱による市場環境の悪化や現地通貨の下落が何度も発生しており、これに伴い当社の海外営業本部の業績は影響を受けております。
当社グループは、このような不安定な輸出環境に伴うリスクを完全に回避することは不可能と考えており、輸出
取引は原則として円建てとしておりますが、外貨建取引の場合には為替変動リスクを軽減する目的で包括的な先物
為替予約を行っております。
(5)戦略的現状と見通し
これらの状況を踏まえて、当社グループといたしましては、あくまでも本業で勝ち抜くために、人材の育成と商品開発・販路の深掘に徹します。SPK創立100周年(2017年)に向けて、「伝統ある新しい企業の進化」と「真の中堅企業の確立」を目指し、新たな挑戦を始めます。

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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02827] S1004YTU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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