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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004YTU

有価証券報告書抜粋 SPK株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、消費税増税後の反動減や、それに伴う在庫調整は徐々に一巡し、2015年度は景気の自律拡大と原油安や政策効果などで、景気は堅調に推移すると見られていますが、2017年4月の消費税再増税を前に、経済対策の効果や景気の動向が注目されます。
このような経済状況のもとで、当社グループ(当社及び連結子会社)の当連結会計年度の業績は売上高383億34百万円(前期比9.0%増)、経常利益16億68百万円(同12.5%増)、当期純利益10億38百万円(同19.9%減)となりました。セグメントの業績は、次のとおりであります。

(国内営業本部)
当セグメントの事業領域である自動車部品の補修市場は車検市場の動向に大きく影響を受けますが、この2014年は、新車販売台数が大幅に落ち込んだリーマンショックの年と東日本大震災の年に登録された車両の2回目車検と初回車検が同時に到来することで車検台数が大幅に減少するという2014年問題に加えて、消費税増税に伴う消費マインドの冷え込みや、増税前の駆け込み需要の反動減により、部品交換頻度の減少、カーディーラーによる整備需要への積極的な対応など、自動車アフターマーケットでの囲い込み競争が激化し、引き続き厳しい経営環境が続いています。このような状況下において、従来通り自動車の機能・消耗部品の販売に地道に取り組むと共に、環境に適した新規商材の開発・販売に努めました。また、連結子会社である㈱丸安商会および谷川油化興業㈱の業績も堅調に推移しました。その結果、売上高は202億71百万円となり、前期比3.6%の増収となりました。
来期以降も補修部品業界の競争は依然として厳しいものが予想されますが、付加価値の高い基幹商品および環境に配慮した商品の開発に全力を挙げてまいります。

(海外営業本部)
円安傾向の為替の安定を追い風に輸出が好調に推移し、海外営業本部単体では7年ぶりに100億円超の売上を達成しました。特に中近東市場や北中南米市場での販売が好調でした。海外現地法人のSPKシンガポールPTE.LTDも順調に東南アジア新興国での販売を伸ばし、連結収益は昨年に続き過去最高を記録しました。売上高は137億26百万円となり、前期比15.3%の増収となりました。来期はロシア情勢や中東情勢の影響が懸念されますが、引き続き輸出・輸入・三国間取引の拡大と海外現地法人の育成に積極的に取り組みます。

(工機営業本部)
当連結会計年度は、景気回復が進む北米市場を中心に、主要顧客である建機・産機メーカーの車両生産・出荷が好調に推移し、大口開発案件の成約も奏功したことで増収を達成しました。売上高は43億35百万円と過去最高となり、前期比では17.0%の二ケタ増収となりました。
今後は2015年1月に開設された米国のSPKビークルパーツCORP.とともに、海外各販社との連携を強化し、新たなビジネスチャンスを生むべく、次年度以降での更なる事業拡大を目指す所存です。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は期首に比べ9億76百万円増加(前連結会計年度は80百万円増加)し、当連結会計年度末には38億8百万円(同28億32百万円)となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は6億65百万円(前連結会計年度は1億37百万円の獲得)となりました。これは主に、売上債権の増加額3億38百万円とたな卸資産の増加額3億38百万円および法人税等の支払額5億49百万円による資金減少と、税金等調整前当期純利益16億53百万円および仕入債務の増加2億19百万円による資金増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、獲得した資金は1億51百万円(前連結会計年度は2億15百万円の獲得)となりました。これは主に定期預金の預入による支出5億68百万円および有形固定資産の取得による支出2億3百万円と、定期預金の払戻による収入9億71億円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、獲得した資金は1億52百万円(前連結会計年度は2億78百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払による支出3億円および自己株式の取得による支出1億10百万円と、長期借入金の借入による資金増加5億90百万円によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02827] S1004YTU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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