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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100552D

有価証券報告書抜粋 尾家産業株式会社 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、輸出関連企業において、急激な円安により大幅な売上・利益向上と
なりましたが、原材料を輸入に頼る業界は、原料費、物流費、人件費等の高騰と併せて厳しい業績となりました。
当社の主要取引先であります外食業界におきましても、一部の業態(ファミリーレストラン、焼肉店等)では
来店客数増により売上回復が見られましたが、相変わらず低価格化や消費者の節約志向により厳しい競争を
余儀なくされています。特に、居酒屋、専門店(パスタ、ラーメン等)では昨年同期に比較し苦戦を強いられ
ました。
明るい話題としては、円安を受けて2014年の訪日外国人が13百万人と過去最高を記録し、ホテル、デパート
関係ではその恩恵に浴しました。
このような経済環境の下、当社は長期的目標であります「いい会社を作ろう」を目指し、2013年4月より
第二次3ヶ年中期経営計画「チャレンジ!!スマイルOne」を実行しております。2年目の当期は、基本方針と
して「取組先への貢献」「営業利益の確保」「報・連・相の徹底」を掲げ、全社を挙げて計画達成に向けて取組み
ました。
営業政策としましては、既存のお得意先様との取組みを深化させ、並行して新規得意先開拓に努力いたし
ました。
2014年5月から6月にかけて病院、高齢者施設等を対象に「やさしいメニューセミナー&提案会」を大阪、
東京、京都、福岡で開催し、ヘルスケアフード事業の売上も計画を上回る74億円を達成いたしました。
また、8月から9月には秋季提案会を、2015年1月から3月には春季提案会をそれぞれ全国15会場で開催
しました。出展メーカーと当社の社員が一体となった提案内容は、お客様に高い評価をいただき、メニューや
新商品の採用につながりました。
また、各地区では業種・業態を絞った「ミニ提案会」を開催し、お客様のお役に立てる業務用卸として
提案型営業に努めました。
更に11月から12月末まで、恒例の「第8回年末大感謝セール」を主要メーカーのご協力により実施し、お客様に
1年分の感謝の気持ちとして利益を還元いたしました。
新年の一般的行事になってきました「年明けうどん」のメニュー提案に替わり、今期は「新春鍋」を提案し、
その採用に向けて努力いたしました。
商品政策としましては、お客様のニーズにマッチした安心・安全・環境・健康とヘルスケアフード(病院、
高齢者向けの商品)に配慮した商品開発を進め、当期中のプライベートブランド(PB:自主企画商品)の
新商品は14品、リニューアルは9品、合計23品でした。価格面、品質面、機能面でお客様に満足していただく
ために、これからも開発に注力してまいります。
物流政策としましては、物流業務の効率化と労働環境の改善を図るために、岡山営業所と姫路営業所を、
それぞれ2015年4月及び同5月に新築移転すべく準備を進めました。
3月末現在、全国46事業所(11支店、33営業所、サンプラザ2店(業務用食品スーパー))となりました。
更に、物流業務(倉庫内作業)の精度向上とスピードアップを図るために、「ボイスシステム(音声による
入出庫作業と在庫管理システム)」の導入を促進し、合計10箇所となりました。営業用車両の安全運転と
燃費向上を目指し新たにドライブレコーダー約100台を設置いたしました。

以上の結果、当期の業績につきましては、売上高778億54百万円(前期比7.6%増)、営業利益7億51百万円
(前期比16.0%増)、経常利益8億8百万円(前期比12.1%増)、当期純利益4億6百万円(前期比1.5%増)と
増収増益となりました。
なお、当社は食品卸売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

(2)キャッシュ・フローの状況
当期末における現金及び現金同等物は55億14百万円(前期比27.8%増)となり、前期末と比較して
11億99百万円増加いたしました。
各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金収支は、16億29百万円の収入(前期は15億19百万円の収入)となりました。
これは、税引前当期純利益が8億3百万円であったこと、減価償却費が3億15百万円であったこと、仕入債務の
増加が12億45百万円であったこと、たな卸資産の減少が1億64百万円であったことに対し、売上債権の増加が
9億1百万円であったことが主たる要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金収支は、1億48百万円の支出(前期は1億2百万円の収入)となりました。
これは、敷金及び保証金の差入による支出が1億52百万円であったこと、有形固定資産の取得による支出が
74百万円であったことに対し、敷金及び保証金の回収による収入が69百万円であったことが主たる要因で
あります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金収支は、2億81百万円の支出(前期は4億81百万円の支出)となりました。
これは、配当金の支払が1億62百万円であったこと、リース債務の返済による支出が1億18百万円であったことが主たる要因であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02837] S100552D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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