株式会社イメージワン 事業等のリスク (2015年9月期)

当社の事業展開、経営成績、財務状況等に影響を及ぼす可能性のある主なリスクを以下に記載しております。なお、文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。

(1) 経営成績の変動について

当社は、市場動向を予測し計画を立てておりますが、想定を超える国及び地方自治体の予算縮小による発注抑制や業況変動による民間企業や病院の設備投資の減少があった場合、当社の経営成績に影響を与える可能性があります。

(2) 業界動向及び競合等について

当社の主要事業である医療画像事業は、情報技術の影響を強く受ける分野であります。そのため、社会や市場において、当社の想定を超える新技術の開発、新方式の採用、新製品の出現あるいは、競合会社の台頭は、当社取扱商品の急速な陳腐化や市場性の低下をまねき、当社の経営成績に重大な影響を与える可能性があります。

(3) 製品に関するクレームについて

当社は、開発・販売するソフトウェアやシステムに関し、総合試験を実施し、欠陥などの不具合を回避及び早期発見する管理体制としております。しかしながら、万が一不具合などの問題を回避できずユーザーなどに損害を与えた場合は、ユーザーから損害賠償請求を受ける可能性があり、問題解決の為に多大な費用と時間を必要とし、当社の信用や業績に影響を及ぼす可能性があります。

(4) 情報管理に関するリスクについて

当社は事業活動においてお客様の秘密情報に触れる事や、販売導入及び保守サポート活動においてお客様が保有する個人情報を一時的にお預かりする事があります。当社は、2010年に「ISO/IEC27001」の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得し、情報管理体制の維持向上を継続的、組織的に進めております。しかしながら、コンピューターウィルスの侵入や従業員の過誤、自然災害などにより、重要データの漏洩、コンピュータプログラムの不正改ざんなどが発生し、当社から情報漏洩が発生した場合には、発生した損害に対する賠償や当社の社会的信用の低下により、当社の事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(5) 特許権などの知的財産権の侵害について

当社は自社製品又はその技術に関し、必要に応じて可能な範囲において知的財産権の登録出願を行いその保護を図る方針です。また、第三者の知的財産権を侵害しないように注意を払っておりますが、当社が認識していない範囲で第三者の知的財産権を侵害する可能性があります。仮に第三者の知的財産権侵害などによる損害賠償を求められた場合、法的紛争解決に多大な費用を要する可能性があり、当社の信用や事業及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

(6) 診療報酬の改定について

診療報酬の改定などが医療機関の収益を圧迫する事となった場合、医療機関の投資意欲に影響を及ぼす可能性があり、当社の事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。