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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1004L33

有価証券報告書抜粋 新都ホールディングス株式会社 業績等の概要 (2015年1月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国の経済情勢は、政府の経済政策や金融緩和策を背景に、円安・株高で推移するとともに、輸出関連企業を中心に業績の改善の動きが見られました。一方で、消費税増税に伴う個人消費の影響や海外において新興国の経済成長の鈍化、また、中東地区等の地政学的リスクの存在、円安の進行に伴う原材料価格の上昇など、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
また、当社が属しておりますカジュアルウェア市場におきましては、個人消費は、相変わらず節約・低価格志向が強く慎重な消費行動が続いております。また、異常気象による記録的な大雨などの天候不順により、取引先の店頭在庫の消化率低下など、厳しい市場環境の中での推移となりました。さらに、当社では円安による商品原価の上昇や為替差損の発生などが新たに負担要因となり、取り巻く経営環境はますます厳しくなっております。
このような状況のなか、当社におきましてはブランドの再構築を目的に営業活動に努めました。
当事業年度における「卸売事業」「ライセンス事業」の各事業部門別の業績の概要は以下のとおりです。
① 卸売事業部門
当事業部門においては、主力ブランドであります「Piko Hawaiian Longboard Wear」(ピコ)を中心に主力得意先ごとへの商品提案の強化に努めてまいりました。その中で、夏物商材を中心にピコとワーナー・ブラザースのキャラクターとのコラボレーション企画などの新規商品群を導入し、販売活動を行ってまいりました。また、主力ブランド以外においても「Flying Scotsman」(フライング スコッツマン)のブランド認知度向上及び展開拡大を目的に、雑誌掲載や業界外部が開催する展示会への出展などを行いました。また、秋物商材及び春物商材を中心とした得意先への商品提案強化を行いました。
一方で、当社が扱うブランドを一斉に展示した春物・夏物の総合展示会を開催し、当社のブランドをいかした企画提案力を中心に各得意先ごとに提案を行い、実需要期に売上が確保出来るよう営業活動を行いました。
また、中国沿海部における労働力不足に対応するとともに、人件費や物価の高騰と円安に伴う商品原価の上昇を抑制するために、中国国内の生産・物流体制の見直しを行ってまいりました。
② ライセンス事業部門
当事業部門においては、卸事業部とのシナジー効果を高めることを目的に、サブライセンシー各社との協業を行い、ビジネスモデルの構築を推進していくとともに、新規取引先の獲得や、取扱ブランド拡大を目的に営業活動に努めました。
一方、販売費及び一般管理費につきましては、諸経費等による費用の圧縮に努め、概ね当初計画値の範囲内での推移となりました。
この結果、当事業年度における売上高は594,592千円(前期比37.9%減)、営業損失は137,318千円(前期は営業損失292,341千円)、経常損失は193,464千円(前期は経常損失352,896千円)、当期純損失は100,411千円(前期は当期純損失325,552千円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、206,772千円(前年対比247.8%増)となりました。
なお、当事業年度における各キャッシュ・フローとそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、152,769千円(前年同期71,869千円使用)となりました。これは主に、税引前当期純損失を98,511千円を計上したことと、その他特別利益が94,952千円、売上債権が17,852千円増加したものの、たな卸資産が39,368千円減少したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,128千円(前年同期277,856千円獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が1,531千円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は、302,214千円(前年同期198,816千円使用)となりました。これは主に、新株式の発行による収入が324,002千円、長期借入金の返済による支出が21,788千円あったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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