シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10051XP

有価証券報告書抜粋 株式会社トラスト 業績等の概要 (2015年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
① 全般の業績概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、経済・金融政策等による円安の進行や、原油価格の下落等により、企業収益や雇用環境の改善が見られたものの、消費税増税後の個人消費の低迷や、円安に伴う物価上昇懸念など、依然として不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは、中核事業であり海外市場をターゲットとしている中古車輸出事業、国内で為替リスクなく安定的な成長を続けるレンタカー事業、さらに南アフリカ共和国において海外自動車ディーラー事業の3つの事業を行っており、安定的で収益力のある事業体の構築を目指しております。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高17,993百万円(前年同期比14.8%増)、営業利益1,594百万円(前年同期比7.1%増)、経常利益1,530百万円(前年同期比6.1%増)、当期純利益622百万円(前年同期比10.3%増)と、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のすべてで過去最高となりました。
② セグメントの業績概況
(中古車輸出事業)
中古車輸出業界においては、国内の中古車販売台数が低迷するなか、円安の進行等により中古車輸出に注目が集まり業者数が増加し、競争が激化しております。海外の需要については、一部地域でドル高現地通貨安により需要減少はみられるものの、全体的には旺盛な需要により2014年1-12月期における輸出台数は128万台(前年同期比10.3%増)と好調に推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、メインのB2C販売に加えて、各地域でB2B販売の強化を推進しており、高額車輌を取扱う現地販売業者との取引強化により高額車輌の販売台数が増加し、販売単価の上昇に繋がりました。また、アフリカ地域においてカスタマーサポートセンターでの対面販売やアフターサービスを強化し、その他地域においても現地販売エージェントとの提携を推進することにより、現地における販売網の拡大及び顧客満足度の向上を図ることができました。
円安基調及び高額車輌の販売台数の増加等により売上高が前年同期を上回ったものの、当社グループの輸出台数は8,462台(前年同期比6.4%減)となり、また、中古車オークション相場の上昇等により仕入原価が上昇し、利益率は低下いたしました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高7,771百万円(前年同期比30.4%増)、営業利益396百万円(前年同期比6.9%増)となりました。
(レンタカー事業)
レンタカー業界においては、レンタカー需要の高まりを受け事業者及び登録台数ともに年々増加し、市場規模が拡大するとともに競争も激化しております。
このような状況のなか、当社グループは、継続的に直営・FCの空白地域への新規出店を推進し、様々な施策により新規出店店舗の早期黒字化を目指しております。また、TVCMの継続的な放映、顧客満足度向上策の実施、好立地への移転等により個人顧客への販売強化に注力いたしました。当期においてFC店の一ノ関駅前店(岩手県)、太田店(群馬県)、橿原店(奈良県)、松山空港店(愛媛県)、伊賀・名張店(三重県)、上越妙高駅前店(新潟県)、滋賀米原店(滋賀県)を新規出店し、直営店及びFC店の総店舗数は119店、総保有台数は12,698台(前年同期比6.7%増)となりました。さらに、レンタル終了車輌の販売台数は1,544台(前年同期比51.2%増)となりました。
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高7,169百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益1,168百万円(前年同期比9.5%増)となりました。
(海外自動車ディーラー事業)
南アフリカ共和国の自動車業界においては、ランド安による小売価格の上昇、労働ストライキ等の要因により、2014年1-12月期の新車販売台数は64.4万台(前年同期比0.7%減)となりました。
このような状況のなか、当社グループは、南アフリカ共和国で、スズキディーラー3店舗、プジョーディーラー1店舗、フィアット・アルファロメオディーラー1店舗の合計5店舗を運営しております。前期において実施したフィアット・アルファロメオディーラーとスズキディーラーの店舗統合により経営効率が向上し、さらに、新車販売のみに頼らない収益構造を構築すべく、中古車・サービス部門で経営改善を行い、収益力向上に取り組んでおります。
新車販売台数は、主要ブランドであるスズキにおいて新モデルの投入が相次いだこと等により合計801台(前年同期比6.5%減、内訳:プジョー60台(26.8%減)、フィアット・アルファロメオ30台(52.4%減)、スズキ711台(0.1%減))、中古車販売台数は合計1,301台(前年同期比0.9%増)と堅調に推移しております
その結果、当連結会計年度における業績は、売上高3,384百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益44百万円(前年同期比14.7%減)となりました。

(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ139百万円増加し、814百万円となりました。なお、当連結会計年度の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、営業活動の結果獲得した資金は3,532百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益1,527百万円、減価償却費2,324百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、投資活動の結果使用した資金は553百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出558百万円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度において、財務活動の結果使用した資金は2,837百万円となりました。これは主にリース債務の返済による支出2,569百万円、長期借入金の返済による支出494百万円があったことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02977] S10051XP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。